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J-GLOBAL ID：201902229506226088   整理番号：19A1698353

URu₂Si₂の強磁場領域における格子不安定性の研究

Study of the Lattice Instability of URu₂Si₂ in High-Magnetic Field Region

著者 (6件)： 柳澤達也 (北大 理) ,  三上義人 (北大 理) ,  日高宏之 (北大 理) ,  網塚浩 (北大 理) ,  中村慎太郎 (東北大 金属材料研) ,  淡路智 (東北大 金属材料研)
資料名： 東北大学金属材料研究所強磁場超伝導材料研究センター年次報告  (Annual Report. High Field Laboratory for Superconducting Materials, Institute for Materials Research, Tohoku University)
巻： 2018  ページ： 92-93  発行年： 2019年06月 
JST資料番号： X0986A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 28Tまでの高磁場領域および0.07~4.2Kの温度範囲におけるURu₂Si₂のB_2g(Γ₄)対称性を有する弾性定数C₆₆を,隠れた秩序相における弾性応答のc面内異方性を調査するために超音波によって調査した。4.2K,28Tでの弾性定数C₆₆の相対変化において,H∥[100]とH∥[110]の間に5×10^-5の小さな異方性が観察された。このような小さな異方性を再現できる可能な外因性効果,すなわち,不整合は無視できないので,この結果をチェックするためには,2軸ゴニオメータを用いたさらなる研究が必要である。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 超伝導体 ,  *ウラン化合物 ,  ルテニウム化合物 ,  ケイ素化合物 ,  規則相 ,  *弾性係数 ,  不安定性 ,  強磁場 ,  磁場効果 ,  温度依存性 ,  格子不整合 ,  異方性 ,  超音波応用計測
準シソーラス用語： 重い電子系超伝導体 ,  隠れた秩序相 ,  弾性定数 ,  *格子不安定性 ,  高磁場 ,  磁場依存性 ,  超音波測定

分類 (1件)： 金属系超伝導体の物性  (BM04022R)

引用文献 (6件)：

• J. A. Mydosh and P. M. Oppeneer, Rev. Mod. Phys. 83, 1301 (2011).
• for example, S. C. Riggs et al., Nature Comm. 6, 6425 (2015).
• H. Amitsuka et al., invited talk at SCES2017, Prague (2017).
• T. Yanagisawa et al., Phys. Rev. B 97, 155137 (2018).
• H. Kusunose and H. Harima, J. Phys. Soc. Jpn. 80, 084702 (2011).

タイトルに関連する用語 (4件)： URu2Si2 ,  強磁場 ,  格子不安定性 ,  研究