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J-GLOBAL ID:201902229511447866   整理番号:19A2656596

浸潤性乳管癌腫瘍微小環境の免疫景観は予後および免疫療法関連遺伝子署名を同定する【JST・京大機械翻訳】

Immune Landscape of Invasive Ductal Carcinoma Tumor Microenvironment Identifies a Prognostic and Immunotherapeutically Relevant Gene Signature
著者 (8件):
資料名:
巻:ページ: 903  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7089A  ISSN: 2234-943X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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背景:浸潤性腺管癌(IDC)は臨床的および分子的に異なる疾患である。腫瘍微小環境(TME)免疫表現型は,臨床転帰と治療効果の予測において重要な役割を果たす。方法:本研究では,癌ゲノム地図(TCGA)データポータルから検索されたトランスクリプトームプロファイリングと臨床的特徴を用いてIDCの免疫景観を示す。免疫細胞浸潤を単一サンプル遺伝子セット濃縮(ssGSEA)分析により評価し,IDC患者のゲノム特性および臨床病理学的特徴と系統的に相関させた。さらに,最小絶対収縮と選択演算子(LASSO)Cox回帰アルゴリズムを用いて免疫署名を構築した。ランダムフォレストアルゴリズムを適用して,構築された免疫シグネチャに関連した最も重要な体細胞遺伝子突然変異を同定した。生存確率を予測するための免疫シグネチャと臨床病理学的特徴を統合したノモグラムを多変量Cox回帰により構築した。【結果】IDCは低い免疫浸潤,中間免疫浸潤,および免疫景観による高い免疫浸潤にクラスタ化された。高浸潤群は,低浸潤群と比較して,良好な生存確率を有した。免疫標識により同定された低リスクスコアサブタイプは,T細胞仲介免疫活性化により特性化された。さらに,NFκB経路を介したインターフェロン-α応答,インターフェロン-γ応答およびTNF-αシグナル伝達の活性化が低リスクスコアサブタイプで観察され,それはT細胞活性化を示し,IDC患者における有意に好ましい結果の原因となる可能性がある。ランダムフォレストアルゴリズムは,構築された免疫シグネチャに関連した最も重要な体細胞遺伝子突然変異を同定した。さらに,生存確率を予測するための免疫シグネチャと臨床病理学的特徴を統合したノモグラムを構築し,免疫シグネチャが独立予後バイオマーカーであることを明らかにした。最後に,免疫浸潤景観と免疫標識によるVEGFA,PD1,PDL-1とCTLA-4発現の関係を,免疫療法に対するIDC患者の反応を解釈するために分析した。結論:総合的に,IDCの免疫景観の包括的評価を行い,免疫景観に関連した免疫シグネチャを構築した。TME免疫浸潤景観のこの分析は,IDCが免疫療法にどのように反応するかを明らかにし,新しい薬物併用戦略の開発を導く可能性がある。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの化学・生化学・病理学  ,  腫ようの免疫療法 
引用文献 (29件):
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