文献
J-GLOBAL ID:201902229699844565   整理番号:19A2107878

腫瘍浸潤における高レベルのCD44を発現する腫瘍周辺における神経膠腫幹様細胞の重要性,早期進行,および膠芽腫における予後不良【JST・京大機械翻訳】

Significance of Glioma Stem-Like Cells in the Tumor Periphery That Express High Levels of CD44 in Tumor Invasion, Early Progression, and Poor Prognosis in Glioblastoma
著者 (15件):
資料名:
巻: 2018  ページ: Null  発行年: 2018年 
JST資料番号: U7828A  ISSN: 1687-966X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
グリア芽細胞腫(GBM)は最も悪性の悪性脳腫瘍であり,神経膠腫幹様細胞(GSCs)の亜母集団は,最大切除と化学放射線療法後の不変再発の原因となる可能性がある。腫瘍切除中に血管周囲および周囲性のニッチに位置するほとんどのGSCsが除去されなければならないので,生存GSCsが局在する場所を知ることは非常に重要である。ここでは,幹細胞マーカーおよび幹細胞関連分子の発現を分析し,培養GSCsの特別な活性を測定することにより,GBMにおけるGSCsの侵入ニッチを構成すると考えられる腫瘍周辺におけるGSCsの存在および機能を検討した。加えて,GBM患者における特異的幹細胞マーカーを発現するGSCsとMRI上の病理学的特徴と予後との関係を分析した。高レベルのCD44を発現するGSCsは腫瘍周辺に存在することを示した。血管内皮成長因子(VEGF)は腫瘍周辺で高レベルで特徴的に発現することも見出した。腫瘍周辺から得られた培養GSCsは高度に浸潤し,遊走表現型を増強し,両者はCD44ノックダウンにより著しく阻害された。腫瘍周辺におけるCD44の高発現は,MRI上の高度に侵襲的な特徴と相関し,早期腫瘍進行とより悪い生存と関連していたが,腫瘍周辺のCD44の低発現は低侵襲に対応し,より長い生存と関連していた。MRI上の低侵襲型は,腫瘍周辺で高レベルのVEGF発現を示す傾向があり,高い増殖活性を有する腫瘍を示した。これらの結果は,腫瘍浸潤のみならず,GBM患者における腫瘍浸潤だけでなく,急速な腫瘍進行と短い生存においても,腫瘍周辺における高レベルのCD44発現を伴うGSCsの有意性を意味する。Copyright 2018 Masahiro Nishikawa et al. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  神経系の腫よう 
引用文献 (46件):
  • R. Stupp, M. E. Hegi, W. P. Mason, M. van den Bent, M. J. Taphoorn, R. C. Janzer, S. K. Ludwin, A. Allgeier, B. Fisher, K. Belanger, P. Hau, A. A. Brandes, J. Gijtenbeek, C. Marosi, C. J. Vecht, K. Mokhtari, P. Wesseling, S. Villa, E. Eisenhauer, T. Gorlia, M. Weller, D. Lacombe, J. G. Cairncross, R. O. Mirimanoff, European Organisation for Research and Treatment of Cancer Brain Tumour and Radiation Oncology Groups, National Cancer Institute of Canada Clinical Trials Group, "Effects of radiotherapy with concomitant and adjuvant temozolomide versus radiotherapy alone on survival in glioblastoma in a randomised phase III study: 5-year analysis of the EORTC-NCIC trial," The Lancet Oncology, vol. 10, no. 5, pp. 459-466, 2009.
  • S. K. Singh, C. Hawkins, I. D. Clarke, J. A. Squire, J. Bayani, T. Hide, R. M. Henkelman, M. D. Cusimano, P. B. Dirks, "Identification of human brain tumour initiating cells," Nature, vol. 432, no. 7015, pp. 396-401, 2004.
  • R. Galli, E. Binda, U. Orfanelli, B. Cipelletti, A. Gritti, S. de Vitis, R. Fiocco, C. Foroni, F. Dimeco, A. Vescovi, "Isolation and characterization of tumorigenic, stem-like neural precursors from human glioblastoma," Cancer Research, vol. 64, no. 19, pp. 7011-7021, 2004.
  • A. Giese, T. Kucinski, U. Knopp, R. Goldbrunner, W. Hamel, H. M. Mehdorn, J. C. Tonn, D. Hilt, M. Westphal, "Pattern of recurrence following local chemotherapy with biodegradable carmustine (BCNU) implants in patients with glioblastoma," Journal of Neuro-Oncology, vol. 66, no. 3, pp. 351-360, 2004.
  • J. Oh, A. Sahgal, P. Sanghera, M. N. Tsao, P. Davey, K. Lam, S. Symons, R. Aviv, J. R. Perry, "Glioblastoma: patterns of recurrence and efficacy of salvage treatments," The Canadian Journal of Neurological Sciences, vol. 38, no. 4, pp. 621-625, 2011.
もっと見る
タイトルに関連する用語 (13件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る