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J-GLOBAL ID：201902230754835136   整理番号：19A2686151

K吸着Pd(110)-(1×2)表面の原子スケール構造と仕事関数

Atomic-scale structure and work function of the K-adsorbed Pd(110)-(1 × 2) surface

著者 (3件)： HIGASHIYAMA Kazuyuki (Univ. Tsukuba, Tsukuba, JPN) ,  EGAMI Akihiro (Univ. Tsukuba, Tsukuba, JPN) ,  EGAMI Akihiro (CANON ANELVA CORP., Kawasaki, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 58  号： 9  ページ： 095503.1-095503.7  発行年： 2019年09月 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Pdの(110)表面は少量のKが吸着されると(1×2)対称性を示す。この(1×2)表面の構造を走査トンネル顕微鏡(STM),仕事関数測定およびab initio密度汎関数理論により研究した。原子分解STM像はPd基板の誤った列再構成を確認し,K原子は0.1単分子層の被覆率では見えないが,0.3単分子層では明るい列として現れた。再構成Pd基板の溝に沿ってK原子が配置されたモデルに対して仕事関数を計算した。計算は実験と非常に良く一致した。TersoffとHamannによる理論に従って,STM像をFermi準位における局所状態密度の観点から解析した。解析により,K原子が被覆率の増加によりなぜ見えるかを説明した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *カリウム ,  *吸着 ,  *パラジウム ,  *表面 ,  長さ ,  *表面構造 ,  仕事関数 ,  水平方向対称性 ,  走査型トンネル顕微鏡 ,  密度汎関数法 ,  表面再構成 ,  単分子層 ,  状態密度 ,  被覆率 ,  *金属表面 ,  原子スケール ,  局所状態密度 ,  *構造
準シソーラス用語： ポタシウム ,  走査トンネル顕微鏡 ,  密度汎関数理論

分類 (1件)： 金属の表面構造  (BK15020P)

タイトルに関連する用語 (4件)： 吸着 ,  PD ,  原子スケール ,  仕事関数