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J-GLOBAL ID:201902231390112300   整理番号:19A1750318

農耕地への植林に伴う土壌炭素蓄積量の変化-八女,竹田,都城の事例-

著者 (9件):
資料名:
号: 72  ページ: 91-93  発行年: 2019年03月28日 
JST資料番号: L2396A  ISSN: 1347-0779  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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国家レベルの炭素収支の精度向上のためには,土地利用毎の土壌炭素蓄積量のみならず,土地利用の変化に伴う土壌炭素蓄積量のトレンドを明らかにする必要があるが,我が国における報告例は乏しい。本研究は,九州内の3地域(八女,竹田,都城)を対象とし,農耕地への植林に伴う,土壌炭素蓄積量の変化を明らかにすることを目的とする。その際,ペアサンプリングとEquivalent soil mass法(ESM法)の適用を試みた。ペアサンプリングでは農耕地と,耕作終了後の植林地(以下,森林)を対にして,土壌試料の採取を行った。ESM法の基準となる土壌質量の平均値は,3地域において,森林が農耕地より低かった。土壌炭素蓄積量は概ね,森林(ESM法)>森林(深さ0-30cm)>農地(深さ0-30cm)の傾向を示し,都城では,農耕地と森林(ESM法)との間に有意な差がみられた。このように本研究では,農耕地の植林に伴う土壌炭素蓄積量の増加について,土壌の膨張効果による過小推定量を,ペアサンプリングとESM法の利用により解消することができた。(著者抄録)
シソーラス用語:
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分類 (2件):
分類
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造林一般  ,  土壌化学 
引用文献 (4件):

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