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J-GLOBAL ID:201902231655047317   整理番号:19A2217579

X線CTにより構築した三次元骨モデルを用いたシリンダグリッピング中の指関節屈曲角の測定【JST・京大機械翻訳】

Measurement of Flexion Angle of the Finger Joint during Cylinder Gripping Using a Three-Dimensional Bone Model Built by X-Ray Computed Tomography
著者 (4件):
資料名:
巻: 2019  ページ: Null  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7678A  ISSN: 1176-2322  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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円筒物体の人間把持中の母指と4指の運動解析は,電子アーム補綴とロボットハンドにおける運動機構を設計するための必要条件である。従来の測定法は,角度センサの使用またはマーカの多重ビデオ記録を含んでいる。本研究では,3つの異なる直径(10,60,および120mm)の指把持円筒についてX線コンピュータ断層撮影(CT)イメージングを行い,各指関節の屈曲角度を直接測定するために,これらのCT画像に基づいて骨モデルを構築した。次に,他の方法を用いて測定した関節の屈曲角度との結果を比較した。被験者は,手の外傷または疾患のない10人の日本人男性から成った。著者らの結果は,より小さい円筒直径が4つの指のすべての関節の屈曲角度の有意な増加と関連していることを示した。遠位指節間関節(DIP)に焦点を合わせると,10mm直径の円筒に対する指数と中間指を除いて,各円筒に対する指の間に有意差はなかった。直径10mmの円筒に焦点を合わせたとき,各指の近位指節間関節(PIP)の屈曲角度はDIPおよび中手指節関節(MP)のそれより有意に大きかった。しかし,直径120mmの円筒ではそのような有意差は認められなかった。DIPとPIPの屈曲角の比である結合比(CR)は,直径60mmの円筒に対するよりも10mm径の円筒に対して有意に小さかった。しかし,どの指の間でもCRに有意差はなかった。著者らの研究結果と他の方法を用いて得られた結果との比較は,DIPとPIPに対する定量的一貫性を示した。しかし,MPに対しては,他の方法を用いて中手骨の縦軸を決定することの困難さによって説明される可能性のある差異を認めた。Copyright 2019 Satoshi Shimawaki et al. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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生体計測  ,  人間機械系 
引用文献 (18件):
  • J. R. Napier, "The prehensile movements of the human hand," Journal of Bone and Joint Surgery, vol. 38-B, no. 4, pp. 902-913, 1956.
  • J. M. F. Landsmeer, "Power grip and precision handling," Annals of the Rheumatic Diseases, vol. 21, no. 2, pp. 164-170, 1962.
  • D. A. Bennett, S. A. Dalley, M. Goldfarb, "Design of a hand prosthesis with precision and conformal grasp capability," 2012 Annual International Conference of the IEEE Engineering in Medicine and Biology Society, pp. 3044-30447, San Diego, CA, USA, 2012.
  • T. E. Wiste, S. A. Dalley, H. Atakan Varol, M. Goldfarb, "Design of a multigrasp transradial prosthesis," Journal of Medical Devices, vol. 5, no. 3, article 031009, 2011.
  • H. Y. Chiu, S. C. Lin, F. C. Su, S. T. Wang, H. Y. Hsu, "The use of the motion analysis system for evaluation of loss of movement in the finger," Journal of Hand Surgery, vol. 25, no. 2, pp. 195-199, 2000.
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