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J-GLOBAL ID:201902231739566115   整理番号:19A0218990

偏波多重を適用した光ファイバ通信システムにおける大システム極限を利用した位相雑音除去と通信路補償に関する一検討

Data-Associated Channel Compensation and Carrier Phase Recovery Based on Large-System Limit for PDM System
著者 (5件):
資料名:
巻: 118  号: 288(OCS2018 52-58)(Web)  ページ: 69-74 (WEB ONLY)  発行年: 2018年11月01日 
JST資料番号: S0532B  ISSN: 0913-5685  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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偏波多重通信では送信側で直交させた偏波が受信側で干渉して受信されるため,信号検出のためには位相雑音除去に加えて通信路の影響の補償による偏波分離が必要となる。本稿では,偏波多重通信を2×2のMIMO通信とみなして無線通信分野で用いられる統計的信号処理を応用した信号検出手法について提案する。時刻kにおける受信データシンボルは,時刻k-1以前の直近の受信データシンボルと類似した通信路行列と位相雑音の影響を受ける。これに注目すると,時刻k-wから時刻k-1までの受信データシンボルに含まれる通信路と位相雑音に関する情報を用いることで時刻kにおける通信路と位相雑音の影響を補償することができる。補償を行った信号に対して時刻k-wから時刻k-1の送信データシンボルの硬判定値を用いることで整合フィルタ出力を算出すると,整合フィルタ出力には正規化された硬判定データ行列のグラム行列と時刻kにおける送信データシンボルの積が現れる。ここで,大システム極限の効果によりwが十分に大きいときはこのグラム行列が対角行列になることを利用することで信号検出ができる。提案手法により,代数的に,比較的少ない演算量でフィードフォワード型の信号処理による偏波分離と位相雑音除去が可能となる。その有効性を計算機シミュレーションにより明らかにする。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
光導波路,光ファイバ,繊維光学  ,  光通信方式・機器 
引用文献 (12件):

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