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J-GLOBAL ID:201902232229599081   整理番号:19A1281134

新規DnaJ蛋白質はトランスジェニックトマトの耐熱性を促進する【JST・京大機械翻訳】

Novel DnaJ Protein Facilitates Thermotolerance of Transgenic Tomatoes
著者 (7件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 367  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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植物に広く存在する分子シャペロンであるDnaJ蛋白質は種々の環境ストレスに応答できる。現在,DnaJ蛋白質の機能は多くの植物種で研究されているが,トマトではわずかな研究しか行われていない。ここでは,センスおよびアンチセンストランスジェニックトマトを用いて,熱耐性における新規トマト(Solanum lycopersicum)DnaJ蛋白質(SlDnaJ20)の機能を調べた。Arabidopsisプロトプラストの過渡的変換アッセイは,SlDnaJ20が葉緑体に標的化されることを示した。発現分析は,SlDnaJ20発現が低温,NaCl,ポリエチレングリコール,およびH_2O_2により,特に熱ストレスにより誘導されることを示した。熱ストレス下で,センス植物は,アンチセンス植物より高い新鮮重,クロロフィル含有量,蛍光(Fv/Fm),およびD1蛋白質レベル,および活性酸素種(ROS)の低蓄積を示した。これらの結果は,SlDnaJ20過剰発現がROS蓄積を軽減することにより光化学系II(PSII)の光阻害を低減できることを示唆する。さらに,HsfA1とHsfB1のより高い発現レベルがセンス植物の熱ストレス下で観察され,SlDnaJ20過剰発現がHSF発現に寄与することを示した。酵母ツーハイブリッド系は,SlDnaJ20が葉緑体熱ショック蛋白質70と相互作用することを証明した。著者らの結果は,SlDnaJ20過剰発現がトランスジェニックトマトの耐熱性を強化する一方,SlDnaJ20の抑制はトランスジェニックトマトの熱感受性を増加させることを示す。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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植物生理学一般 
引用文献 (45件):
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