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J-GLOBAL ID：201902232500089779   整理番号：19A2931669

高温融体の界面物性

Interfacial Properties of High Temperature Melts

著者 (3件)： 中本将嗣 (大阪大学低温センター) ,  鈴木賢紀 (大阪大学大学院工学研究科) ,  田中敏宏 (大阪大学大学院工学研究科)
資料名： まてりあ  (Materia Japan)
巻： 58  号： 11  ページ： 669-672(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： F0163A  ISSN： 1340-2625  CODEN： MTERE2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・金属生産プロセスにおける溶融金属-溶融スラグ・フラックス間で生じる界面現象および界面物性の研究として実施した次の研究を紹介。
・1)溶鉄-溶融スラグ間の界面張力の動的変化に及ぼす化学反応の影響。2)国際宇宙ステーション(ISS)での液滴振動法による界面張力測定用試料作製のための溶鉄への溶融スラグ・フラックスの被覆性の検討。
・浮遊レンズ法を用いて界面張力を測定し,界面酸素吸着の考え方に基づいて溶鉄-溶融スラグ間の界面張力の動的変化の予測モデルを構築。
・ISSでの静電浮遊液滴振動法による界面張力測定に不可欠である,溶鉄-溶融スラグ・フラックスのコア・シェル型の2重層試料の形成条件について検討。

シソーラス用語： 製鉄 ,  *溶鉄 ,  溶融スラグ ,  界面 ,  液液界面 ,  *界面張力 ,  高炉スラグ ,  宇宙ステーション ,  浮遊 ,  試料調製 ,  コアシェル構造 ,  吸着 ,  溶接フラックス
準シソーラス用語： 界面物性 ,  界面制御工学 ,  国際宇宙ステーション ,  *静電浮遊 ,  液滴振動法 ,  浮遊レンズ法 ,  酸素吸着

著者キーワード (5件)： high temperature ,  interfacial property ,  dynamic interfacial tension ,  Fe ,  slag

分類 (2件)： 液-液界面  (CB12030F) ,  製銑  (WD01050P)

引用文献 (25件)：

• (1) 徳光直樹:高温学会誌,19(1993), 97-104.
• (2) 荻野和己:高温界面化学(上),アグネ技術センター,(2008), 228-252.
• (3) 荻野和己:高温界面化学(下),アグネ技術センター,(2008), 3-287.
• (4) Ed. R.A. Ropp: Physicochemical measurement in metals research, part 2, John Wiley and Sons, (1970), 308-326.
• (5) L. E. Murr: Interfacial Phenomena in metal and alloys, Addison Awesely Pub. Co, (1975), 90-100.

タイトルに関連する用語 (1件)： 界面物性