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J-GLOBAL ID:201902233477825446   整理番号:19A1816889

ゼブラフィッシュにおけるPACAPおよびPAC1R遺伝子の発現パターンとPACAP1およびPACAP2の食欲抑制作用【JST・京大機械翻訳】

Expression Patterns of PACAP and PAC1R Genes and Anorexigenic Action of PACAP1 and PACAP2 in Zebrafish
著者 (5件):
資料名:
巻: 10  ページ: 227  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7068A  ISSN: 1664-2392  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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下垂体アデニル酸シクラーゼ活性化ポリペプチド(PACAP)は,げっ歯類,ニワトリおよびキンギョにおける摂食行動に対する強力な抑制効果を有する神経ペプチドである。硬骨魚類は2つのPACAP(adcyap1a遺伝子によりコードされるPACAP1,adcyap1b遺伝子によりコードされるPACAP2)及び2つのPACAP受容体(PAC1Ra,adcyap1r1b遺伝子によりコードされるPAC1Rb)を発現する。しかしながら,2つのPACAPとPAC1RのmRNA発現パターン,および硬骨魚における摂食行動に及ぼす2つのPACAPの影響と関係は不明のままである。したがって,著者らは最初に,組織および脳におけるPACAPおよびPAC1RのmRNA発現パターンを調べた。すべてのPACAPとPAC1Rs mRNAは,ゼブラフィッシュ脳で主に発現した。しかしながら,adcyap1a mRNAは,腸と精巣でも検出された。脳において,adcyap1bとadcyap1r1a mRNAレベルは,それぞれadcyap1aとadcyap1r1bのそれより大きかった。さらに,adcyap1bとadcyap1r1a mRNAは,終脳と間脳で主に発現した。最も高いadcyap1a mRNAレベルは脳幹と間脳で検出されたが,adcyap1r1bの最も高いレベルは小脳で検出された。ゼブラフィッシュにおけるPACAPと摂食行動の間の関係を明らかにするために,ゼブラフィッシュ(zf)PACAP1またはzfPACAP2脳室内(ICV)注射の影響を食物摂取量について調べ,PACAP mRNAレベルの変化を摂食状態に対して評価した。食物摂取量は,zfPACAP1(2pmol/g体重),zfPACAP2(2または20pmol/g体重)または哺乳類PACAP(2または20pmol/g)のICV注射により有意に減少した。一方,PACAP注射群は運動活性を変化させなかった。リアルタイムPCRにより,Adcyap1 mRNAレベルは給餌前レベルと比較して2及び3時間後に有意に増加したが,adcyap1b,adcyap1r1a及びadcyap1b1b mRNAレベルは給餌後に変化しなかった。これらの結果は,複製されたPACAPとPAC1R遺伝子の発現レベルと分布がゼブラフィッシュで異なることを示唆するが,PACAPの食欲促進効果は他の脊椎動物で見られるものと類似している。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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