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J-GLOBAL ID:201902233613409137   整理番号:19A0659117

ナノチューブ状に閉じ込められたポリ(フッ化ビニリデン)の緩和とリラクサ強誘電様応答【JST・京大機械翻訳】

Relaxations and Relaxor-Ferroelectric-Like Response of Nanotubularly Confined Poly(vinylidene fluoride)
著者 (8件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 3515-3525  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0893A  ISSN: 0897-4756  CODEN: CMATEX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ここでは,ポリ(ビニリデンジフルオリド)(PVDF)の構造と緩和挙動に及ぼす管状閉込めの影響と,これらがこの高分子のパラ/強誘電挙動にどのように影響するかを明らかにした。陽極酸化アルミニウム(AAO)テンプレートに固化したPVDFナノチューブを用いた。誘電分光測定はPVDFナノチューブに対する二モード緩和過程を示す:バルク様α緩和以外に,AAO細孔との界面における制限動力学のPVDF領域に関連する著しく遅い緩和を検出する。驚くべきことに,バルク状と界面緩和の両方は温度が上昇すると温度に依存しなくなる傾向があり,これは無機リラクサ強誘電体の前に観測された挙動である。これと一致して,PVDFナノチューブの誘電率の実数部は温度に対してプロットしたときに広い最大値を示し,これは再びリラクサ強誘電体の典型的な特徴であることを観測した。このようにして,ナノチューブPVDFでは,AAO界面に隣接する非晶質相領域に強誘電体様ナノドメインが形成されることを提案した。これらの強誘電ナノドメインは,PVDFマクロ分子とAAO壁の間の選択的水素結合形成により,異方性鎖立体配座と局所双極子の優先配向から生じる可能性がある。このようなリラクサ強誘電体様挙動は非照射PVDF単独重合体では観測されなかった。従って,この知見は,このバルク商品プラスチックの将来の代替応用を可能にし,例えば,リラクサ-強誘電体様応答から利益を得る固体冷凍用の電気熱量デバイスの生産の可能性がある。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
分類
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強誘電体,反強誘電体,強弾性  ,  塩基,金属酸化物  ,  誘電体一般  ,  金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造 
タイトルに関連する用語 (5件):
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