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J-GLOBAL ID:201902233882566629   整理番号:19A1127343

セルロース消化能力はマングローブ河口カニの食物利用を決定する【JST・京大機械翻訳】

Cellulose digestion abilities determine the food utilization of mangrove estuarine crabs
著者 (5件):
資料名:
巻: 222  ページ: 43-52  発行年: 2019年 
JST資料番号: D0656A  ISSN: 0272-7714  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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6つのカニ種の食物利用とセルロース消化能力を調べて,南日本,Iuchi島のUrauchi川のマングローブ河口内の種間の栄養と空間の分離を駆動する機構を明らかにした。3つの微小生息地(裸の砂質平坦,裸の干潟およびマングローブ林)に生息する優勢カニ種の二重安定同位体特徴(δ13Cおよびδ15N)は,主に,soldi類のカニのMictyrisギノタエおよびfidダマカニGelasimusjocellynae,主に同化した微生物底生生物(MPB)を示し,一方,マングローブ林の内側のサクラミドカニParasesarmaは,実質的にセルロースに富むマングローブ岩屑および葉リターを利用した。堆積物有機物の化学的性質の分析は,それが主にマングローブ岩屑から成っていることを示した。それは砂質フラットと比較して,干潟と森林においてより豊富であった。対照的に,MPBの現存株は各微小生息地,特に裸の干潟よりマングローブ林内で一貫して低レベルであった。酵素アッセイは,P.bidentisが非常に高いセルラーゼ活性を示し,難分解性マングローブ材料を利用することを可能にし,一方,低セルラーゼ活性を持つ他のカニ種は栄養価が高く,容易に分解可能なMPBに依存したが,後者の量はマングローブ河口では大きく制限された。これらの知見は,セルラーゼ活性のレベルに依存する炭素源としてのセルロースに富む植物材料の同化効率が,マングローブ河口におけるカニ種間の栄養的および空間的分離を本質的に制御することを示唆した。植物岩屑のより大きなバイオマスを与えると,P.bidentisはセルロース材料の効果的な消化/同化を通してマングローブ生態系における岩屑食物連鎖を確立するのに不可欠な部分を果たすと考えられる。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物生態学  ,  環境問題  ,  異種生物間相互作用 

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