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J-GLOBAL ID:201902234001142617   整理番号:19A2824169

NY-ESO-1およびXAGE1抗原に対する血清抗体はNSCLCにおける抗プログラム細胞死-1療法に対する臨床反応を潜在的に予測する【JST・京大機械翻訳】

Serum Antibody Against NY-ESO-1 and XAGE1 Antigens Potentially Predicts Clinical Responses to Anti-Programmed Cell Death-1 Therapy in NSCLC
著者 (22件):
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巻: 14  号: 12  ページ: 2071-2083  発行年: 2019年 
JST資料番号: W3145A  ISSN: 1556-0864  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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プログラム細胞死-1(PD-1)阻害剤はNSCLCを効果的に治療し,生存を延長する。抗PD-1療法による良好な応答と長い生存の臨床的利点を予測するためのロバストなバイオマーカーはまだ同定されていない;したがって,予測バイオマーカーは,利点を有する患者を選択するために必要である。著者らは,NY-ESO-1および/またはXAGE1癌-精巣抗原に対する血清抗体が,NSCLCに対する抗PD-1治療により,主に良好な臨床反応および二次的に長い生存を予測するかどうかを調査する前向き研究を行った。血清抗体を酵素結合免疫吸着検定法によって検出し,腫瘍免疫微小環境と突然変異負荷を免疫組織化学と次世代配列決定によって分析した。発見コホート(n=13)において,6つの抗体陽性NSCLC症例は抗PD-1療法(2つの完全および4つの部分的反応)に反応したが,7つの抗体陰性NSCLC症例はそうではなかった。抗体陽性は,腫瘍プログラム死リガンド1(PD-L1)発現,突然変異負荷およびCD8+T細胞浸潤にかかわらず,良好な反応および生存と関連していた。検証コホート(n=75)において,17抗体陽性NSCLC症例は58陰性NSCLC症例と比較して抗PD-1療法に良く応答した(客観的反応率65%対19%,p=0.0006)。抗体価は腫瘍縮小率と高い相関を示した。多変量解析において,応答バイオマーカーは腫瘍プログラム死リガンド1発現と抗体陽性であり,抗体陽性のみが無進行生存率(ハザード比=0.4,p=0.01)と全生存率(ハザード比=0.2,p=0.004)の有意に良好な予測バイオマーカーであった。著者らの結果は,NY-ESO-1および/またはXAGE1血清抗体がNSCLCおよびおそらく他の癌に対する抗PD-1治療における臨床的利点を予測するための有用なバイオマーカーであることを示唆する。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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呼吸器の腫よう 

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