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J-GLOBAL ID：201902235614419471   整理番号：19A1167344

数百世帯規模の家庭の平均電力需要特性の評価

An Evaluation of Average Electricity Demand Characteristics with Hundreds of Households

著者 (6件)： 森田圭 (名古屋大学大学院 工学研究科 電子情報システム専攻) ,  森田圭 (JXエネルギー株式会社 リソーシズ&パワーカンパニー 電気事業部 電気需給グループ) ,  真鍋勇介 (名古屋大学 未来材料・システム研究所システム創成部門) ,  加藤丈佳 (名古屋大学 未来材料・システム研究所システム創成部門) ,  舟橋俊久 (名古屋大学 未来材料・システム研究所システム創成部門) ,  鈴置保雄 (名古屋大学大学院 工学研究科 電子情報システム専攻)
資料名： エネルギー・資源学会論文誌(Web)  (Journal of Japan Society of Energy and Resources (Web))
巻： 38  号： 1  ページ： 20-29(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U1583A  ISSN： 2433-0531  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 日本の電力小売市場は2016年4月に完全に自由化されている。新規参入電力供給者は,数百以上の世帯を目標とする電力の供給を開始し,彼らは日々の運転における供給と需要スケジュールを計画する必要がある。しかし集約世帯の電力需要特性を対象とした研究は多くなく,そのため新規参入電力供給者は日々の運転のための正確な需要予測モデルを構築することができない。したがって,本論文は,約700世帯の電力需要を用いて,数百の世帯を対象とする世帯の電力需要特性を提示する。月別,日別および時間帯別のような異なる時間スパンで電力需要特性を評価した。また,平日/週末と休日の間の電力需要の差,あるいは正月またはお盆のような日における特異性を評価した。これらの特性を以前の研究のいくつかと比較し,使用する世帯データの一般性を定義した。さらに,ならし効果を見出すために異なる数の世帯における電力需要変動を計算したのでデータは何百以上の世帯の需要特性を定義するのに十分大きい。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *企業 ,  *電力供給 ,  規制緩和 ,  電力販売 ,  *電力需要 ,  *需要予測 ,  効果 ,  系統連系 ,  電力変動 ,  平滑化 ,  普遍性 ,  経時変化 ,  需要変動 ,  *小売電気事業者
準シソーラス用語： ならし効果 ,  電力自由化 ,  電力需給 ,  電力需要予測 ,  *電力小売り事業者 ,  特異性

分類 (1件)： 電力工学・電力事業一般  (NB01000X)

引用文献 (14件)：

• 1) 経済産業省, “電力の小売全面自由化の概要”, http://www.enecho.meti.go.jp/category/electricity_and_gas/electric/electricity_liberalization/pdf/summary.pdf (最終アクセス日 2016/8/29)
• 2) 経済産業省, “登録小売電気事業者一覧”, http://www.enecho.meti.go.jp/category/electricity_and_gas/electric/summary/retailers_list/\n(最終アクセス日 2016/8/29)
• 3) 鄭叡韻,岩船由美子; 実測データに基づく住宅の消費電力の慣らし効果の定量化,第 29 回エネルギーシステム・経済・環境コンファレンス,No.14-5,(2013)
• 4) 森田圭,中野裕一,高江洲昇,城丸浩希,加藤丈佳, 鈴置保雄,真鍋勇介,舟橋俊久:「数百世帯の家庭の電力需要特性と電力需要予測に関する検討」,電気学会電力技術・電力系統技術研究会 電気学会研究会資料,分冊 1,PE-14-058 PES-14-058,(2014)
• 5) 内海将人,池本悠,小川広晃,茂森郁雄,渡辺徹:「電力需要時系列の周期成分を特徴量とするクラスタ分析に基づいた短期需要予測方式」,平成 28 年 電気学会 全国大会 講演論文集 第 6 分冊,pp.181-182 (2016)

タイトルに関連する用語 (4件)： 家庭 ,  平均 ,  電力需要 ,  評価