文献

J-GLOBAL ID：201902236008599450   整理番号：19A2690751

水不溶性有機ゲル化剤-界面活性剤媒介ゲル化(SMG)によるヒドロゲル化【JST・京大機械翻訳】

Hydrogelation with a water-insoluble organogelator - surfactant mediated gelation (SMG)

著者 (5件)： Aramaki Kenji (Graduate School of Environment and Information Sciences, Yokohama National University, 79-7 Tokiwadai, Hodogaya-ku, Yokohama 240-8501, Japan. [e-mail]) ,  Koitani Sachi ,  Takimoto Eriko ,  Kondo Masashi ,  Stubenrauch Cosima
資料名： Soft Matter  (Soft Matter)
巻： 15  号： 43  ページ： 8896-8904  発行年： 2019年 
JST資料番号： W2327A  ISSN： 1744-683X  CODEN： SMOABF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 低分子量ゲル化剤(LMG)12-ヒドロキシオクタデカン酸(12-HOA)は水中に不溶性であるが,界面活性剤ミセル中で可溶化することができる。したがって,球状ミセルを含む臭化セチルトリメチルアンモニウム(CTAB)の水溶液中で80°Cで12-HOAを可溶化した。このシステムを室温まで冷却すると,ヒドロゲルが得られる。この過程を「界面活性剤媒介ゲル化」(SMG)と呼ぶ。サリチル酸ナトリウム(NaSal)をCTAB系に添加したとき,ヒドロゲルはより低い12-HOA濃度で形成され,それはワーム様ミセルの形成を誘導した。球状およびウオーム状ミセルからのSMGによって得られたヒドロゲルは,ゲル化ミセル相(GM)およびゲル化みみず状ミセル相(GWLM)と呼ばれる。光学顕微鏡と透過型電子顕微鏡(TEM)は,12-HOAがGMとGWLMの両方で自己集合フィブリルネットワーク(SAFINs)を形成することを示した。GWLM試料のゾル-ゲル転移温度,T_ゾル-ゲルはGM試料のそれより高かった。動的レオロジー測定により,両ゲルのゲル特性(G′>G′′)を明らかにした。しかし,より高い粘弾性がGWLM試料で観察され,それは次により高いT_ゾル-ゲルに反映された。小角および広角X線散乱(SWAXS)は,ミセルおよびゲル繊維がGMおよびGWLM試料中に共存することを示した。本研究では,水不溶性LMGによる水性ミセル溶液のゲル化を実証した。Copyright 2019 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ゾル-ゲル法 ,  *ゲル ,  *ゲル化 ,  可溶化 ,  水溶液 ,  自己集合 ,  *界面活性剤 ,  透過型電子顕微鏡 ,  粘弾性 ,  転移温度 ,  ミセル ,  *ヒドロゲル ,  レオロジー
準シソーラス用語： *ゲル化剤 ,  *有機ゲル化剤 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

タイトルに関連する用語 (5件)： 水不溶 ,  有機ゲル化剤 ,  界面活性剤 ,  ゲル化 ,  ヒドロゲル