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J-GLOBAL ID:201902236286377049   整理番号:19A2677876

母体および臍帯血におけるペルフルオロアルキル物質曝露と甲状腺ホルモン/甲状腺抗体レベルとの関連:北海道研究【JST・京大機械翻訳】

Association between perfluoroalkyl substance exposure and thyroid hormone/thyroid antibody levels in maternal and cord blood: The Hokkaido Study
著者 (16件):
資料名:
巻: 133  号: PA  ページ: Null  発行年: 2019年 
JST資料番号: A0646B  ISSN: 0160-4120  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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甲状腺抗体(TA)は妊娠中の甲状腺機能低下症の最も一般的な原因である。以前の研究は,ペルフルオロアルキル物質(PFAS)への出生前曝露がヒトにおける甲状腺ホルモン(TH)を破壊することを見出したが,周産期におけるTAに対するそれらの影響は検討されていない。母親のTA状態を考慮しながら,母親と臍帯血における2つの異なるグループ(カルボン酸塩とスルホン酸塩)からの11の異なるPFASへの出生前曝露とTHとTAの発現の間の関連性を調査する。前向き出生コホート(北海道研究)において,出生前の母親と臍帯血サンプルの両方が利用可能な2002~2005年に募集された701名の母親-新生児ペアを含めた。3連四重極タンデム質量分析と組み合わせた超高速液体クロマトグラフィーを用いて,妊娠28~32週に得られた母体血しょう中の11種のPFASを測定した。甲状腺刺激ホルモン(TSH),遊離トリヨードチロニン(FT3),遊離チロキシン(FT4),甲状腺ペルオキシダーゼ抗体(TPOAb)およびチログロブリン抗体(TgAb)を含むTHSおよびTAを,妊娠初期(妊娠中期11週)および出生時臍帯血において測定した。母体血清中のTgAbとTPOAbの中央値は,それぞれ15.0と6.0IU/mLであった。新生児のTgAbレベルの中央値は38.0IU/mLであり,TPOAbは試料の12.3%だけで検出された。母親のFT3レベルはTA陽性およびTA陰性母親の両方においてPFASレベルと正に関連していた。母体のペルフルオロオクタン酸は母親のTPOAbと逆相関した。男児の間で,母親のPFASは母親TA陰性群においてより高いTSHとより低いFT3レベルと関連していたが,一方,ペルフルオロデカン酸は母親TA陽性群においてより低いTSHと関連していた。母親のいくつかのPFASは母親TA陰性群において低いTSHと高いFT3との関連を示し,一方,ペルフルオロドデカン酸は母親TA陽性において低いFT4と関連していた。母親のPFASは母親TA陰性群において,また母親TA陽性群において,少女のTgAbと正の相関を示した。著者らの結果は,PFAS曝露と感受性の甲状腺破壊効果が母体TAレベルに依存して変化することを示唆する。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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人間に対する影響  ,  その他の汚染原因物質 
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