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J-GLOBAL ID:201902236312589046   整理番号:19A2730410

N-(4-ピコリル)アザカリックス[4]アレーンとその架橋誘導体の合成と構造【JST・京大機械翻訳】

Synthesis and structures of N-(4-picolyl)azacalix[4]arene and its bridged derivatives
著者 (9件):
資料名:
巻: 95  号: 3-4  ページ: 235-246  発行年: 2019年 
JST資料番号: W4602A  ISSN: 1388-3127  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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アザカリキサレンはそれらの大環状環系の窒素原子上に側鎖(N-置換基)を有している。したがって,これらの側鎖を修飾することにより種々の分子設計が可能である。これはカリックス[n]アレーンでは利用できないアザカリキサレン系の特殊な特徴である。本論文では,これらの化合物が凹面空洞を有するので,アザカリックス[3.1.3.1]および[3.1.1.1]アレーンを用いた。アザカリックス[3.1.1.1]構造の空洞サイズはカリックス[4]アレーンのように小さいが,二つまたは三つのアザカリックス単位が共有結合または配位結合により連結されている超分子系を設計できる。以前に報告された化合物,N-(4-ピコリン)-[3.1.3.1]または[3.1.1.1]アレーンはこの目的のために適用できる。4-ピコリン基はアルキル化と共有結合を形成し,種々の遷移金属イオンと配位結合を形成する。これらの結合を用いて,アザカリキサレンの空洞サイズを拡張し,新たに設計した超分子構造を構築した。これらの分子はサイドアーム修飾により大きな分子空洞を形成し,これらの空洞の包接能は小さな空洞サイズのアザカリキサレンと比較して拡張できることを期待した。しかし,これらの分子構造の大部分は決定できず,著者らの期待に反して包接現象を示さなかった。架橋単位(p-キシレン)が2つのアザカリキサレン空洞によってカプセル化された自己包接構造を有するp-キシレン架橋分子の分子構造のみを確認した。さらに,p-メチル-N-(4-ピコリル)アザカリックス[3.1.1.1]アレーン1は再結晶化溶媒に依存して2つの分子充填モードを形成することが分かった。一つはπ-π相互作用による積層構造であり,もう一つは二つの溶媒分子がカプセル化されたカプセル型構造である。N-(4-ピコリル)アザカリックス[3.1.1.1]アレーンをp-キシレン単位と結合させることにより,自己包接型ケージ分子を得た。Copyright 2019 Springer Nature B.V. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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八員環以上の複素環化合物 
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