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J-GLOBAL ID：201902237007271778   整理番号：19A2037701

食餌性酪酸ナトリウム(ブチレックスC4)補給はニジマス(Oncorhynchus mykiss)の腸トランスクリプトーム応答を調節し耐病性を増強する【JST・京大機械翻訳】

Dietary sodium butyrate (Butirex C4) supplementation modulates intestinal transcriptomic responses and augments disease resistance of rainbow trout (Oncorhynchus mykiss)

著者 (5件)： Mirghaed Ali Taheri (Department of Aquatic Animal Health, Faculty of Veterinary Medicine, University of Tehran, Tehran, Iran) ,  Yarahmadi Peyman (Department of Aquatic Animal Health, Faculty of Veterinary Medicine, University of Tehran, Tehran, Iran) ,  Soltani Mehdi (Department of Aquatic Animal Health, Faculty of Veterinary Medicine, University of Tehran, Tehran, Iran) ,  Paknejad Hamed (Department of Fisheries, Faculty of Fisheries and Environmental Sciences, Gorgan University of Agricultural Sciences and Natural Resources, Gorgan, Iran) ,  Hoseini Seyyed Morteza (Inland Waters Aquatics Resources Research Center, Iranian Fisheries Sciences Research Institute, Agricultural Research, Education and Extension Organization, Gorgan, Iran)
資料名： Fish & Shellfish Immunology  (Fish & Shellfish Immunology)
巻： 92  ページ： 621-628  発行年： 2019年 
JST資料番号： W1617A  ISSN： 1050-4648  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 魚類における腸は複雑な多機能器官であり,栄養の消化と吸収において役割を果たすだけでなく,免疫においても重要な役割を持っている。本研究では,腸の免疫-,抗酸化-およびタイトジャンクション関連遺伝子発現に及ぼす異なるレベルの食餌性酪酸ナトリウム[Butirex-C4(Butirex)]の影響を評価した(Oncorhynchusmykiss)。240頭の健康なニジマスを,4つの処理[0(対照),1.5(B1.5),2.5(B2.5),および5(B5)g Butirex kg飼料]に指定された12のファイバーグラスタンクに投与した。45日給餌試験後に,Butirex添加飼料を給餌した魚は,より高い腸リゾチーム(LYZ),補体(ACH50)および殺菌活性を示した。ACH50と殺菌活性における上昇は,Butirexレベルに依存した(P<0.05)。Butix補給群,特にB2.5群は,対照群と比較して有意に高いLYZ遺伝子発現を有した(P<0.05)。2.5および5g/kgレベルのButirexは,有意に高いIL-1β遺伝子発現を誘導した。B2.5とB5は,対照群と比較して有意に低く,TNF-α遺伝子発現が高かった(P<0.05)。B2.5群は対照群と比較して有意に高いTGF-Bを有し,IL-8は有意に低かった(P<0.05)。B1.5とB2.5群は,対照群と比較して有意に高いIL-10遺伝子発現を有した(P<0.05)。B2.5およびB5群は,他の群と比較して有意に高いSOD遺伝子発現を有した。最も高い発現は,B2.5群に関連した(P<0.05)。食餌性Butirex補給は,対照群と比較してCATおよびGPx遺伝子発現を有意に上方制御した。最も高い発現は,B2.5とB5群に関連した(P<0.05)。B2.5群は,対照群と比較して,有意に低いCLD12遺伝子発現を有した(P<0.05)。B2.5およびB5群は,対照と比較して,有意に高いCLD3,ocおよびZO-1遺伝子発現を有した。最も高いCLD3,ZO-1遺伝子発現は,それぞれB2.5とB5群に関連した(P<0.05)。Streptococcus iniaeによるチャレンジ後,B2.5とB5は対照群と比較して有意に高い生存率を示した(55.6±7.70と68.9±10.2対33.3±6.67)。結論として,Butirexはニジマスにおける効率的な免疫刺激剤および健康ブースタであり,それは病気に対する魚の抵抗性を増大させる。免疫成分,サイトカイン,抗酸化系および腸の完全性の調節は,Butirex処理魚における耐病性の改善に関与している可能性がある。調べた遺伝子の大部分は正常条件下で2.5g/kg Butirexにより調節されたが,5g/kgレベルは死亡率を軽減するために病原性状態下で推奨された。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 遺伝子発現 ,  補体 ,  インターロイキン10 ,  生存率 ,  殺菌作用 ,  遺伝子 ,  *耐病性 ,  リゾチーム ,  インターロイキン8 ,  酸化防止 ,  インターロイキン1 ,  *ニジマス ,  アップレギュレーション
準シソーラス用語： ZO-1 ,  健康 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 酪酸ナトリウム ,  免疫 ,  遺伝子発現 ,  抗酸化剤 ,  タイトジャンクション

分類 (2件)： 増養殖の技術  (FH04020Y) ,  感染免疫  (ED03030P)

タイトルに関連する用語 (12件)： 食餌 ,  酪酸ナトリウム ,  C4 ,  補給 ,  ニジマス ,  Oncorhynchus ,  腸 ,  トランスクリプトーム ,  応答 ,  調節 ,  耐病性 ,  増強