文献

J-GLOBAL ID：201902237100120209   整理番号：19A2030516

高度自動化時代に求められるヒューマンファクター側面についての考察-石油・天然ガス開発産業を例に-【抄】

著者 (2件)： 眞砂英樹 (海洋研究開発機構) ,  長岡裕司 (石油資源開発)
資料名： 安全と健康  (Industrial Safety & Health)
巻： 70  号： 9  ページ： 890-895  発行年： 2019年09月01日 
JST資料番号： Y0212B  ISSN： 1881-0462  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・石油・ガス開発業界における自動化の現状に基づき近未来の掘削現場の様子を安全面から予測し,より複雑な高次の問題についての処理能力の強化がヒューマンファクターに求められると提言。
・人間がアクセス困難な現場ではロボット技術が導入されたが,手順書にない非定常な状況で危険を予測しそれを制御しながら作業を行う難しさがあり,画像診断等での人工知能による支援を検討。
・掘削作業の多様性からロボットでの完全自動化は難しいが,判断や決断のミスによる事故を減らしナレッジベース能力を向上させると共に,AI判断が事故につながった場合の責任論の検討が必要。

シソーラス用語： *自動化 ,  *ヒューマンファクタ ,  *石油工業 ,  リスク評価 ,  因子 ,  安定性 ,  労働災害 ,  工学 ,  保全 ,  *情報システム
準シソーラス用語： *ナレッジマネージメントシステム ,  ナレッジベース見解 ,  リスクアセスメント ,  ロボット技術 ,  坑井安定性 ,  事故原因 ,  *石油産業 ,  保全作業 ,  *無人化システム ,  *AI【人工知能】

分類 (3件)： 燃料資源一般  (LB02010N) ,  油田,ガス田;油,ガス資源  (UA01110V) ,  採油,採ガス一般  (UA10010K)

引用文献 (7件)：

• Cullen, H.W.D. (1990). The public inquiry into the Piper Alpha disaster. London : H.M. Stationery Office. pp. 488. ISBN 0101113102.
• E & P Forum (1994). Guidelines for the development and application of health, safety and environmental management systems. E & P Forum Report, 6.36/210.
• Hollnagel, E. (2014). Safety-I and Safety-II : The Past and Future of Safety Management. CRC Press, Florida, pp. 200.
• International Association of Oil & Gas Producers(2016). Safety performance indicators - 2015 data - Fatal incident reports. IOGP Data Series, 2015sf.
• International Association of Oil & Gas Producers(2017). Safety performance indicators - 2016 data - Fatal incident reports. IOGP Data Series, 2016sf.

タイトルに関連する用語 (7件)： 高度 ,  自動化 ,  ヒューマンファクター ,  石油 ,  天然ガス ,  開発 ,  産業