抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】咳変動性喘息(CVA)モデルラットに及ぼすアルナの根アルコール抽出物(EEAP)の効果を調査する。方法:雄性SDラットを無作為に対照群、モデル群、酢酸プレドニゾン群(陽性対照、250mg/kg)とEEAP低、中、高用量群(160、320、640mg/kg、EEAP質量計)に分け、各群10匹とした。対照群以外、残りの各ラットは1mg/mLの卵白アルブミン(OVA)-フェルラト完全アジュバント溶液で感作し、1%OVA-生理食塩水溶液(毎日1回、毎回20min、15日間持続)を吸入し、喘息を惹起した。最終噴霧後、対照群とモデルラットはいずれも等体積水を胃内投与し、各投薬群ラットに相応の薬物を胃内投与し、毎日1回、連続30日間行った。各群の実験中の一般症状を観察した。カプサイシン咳刺激実験を用いて、各群ラットの気道敏感性を考察し、その咳回数を記録した。血清スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)と腫瘍壊死因子α(TNF-α)の含有量を酵素結合免疫吸着検定法で測定した。肺組織の形態学的特徴を,ヘマトキシリン-エオシン染色によって観察した。肺胞洗浄液における好酸球と白血球の数を,Rayleigh染色によって記録した。結果:対照群のラットは呼吸が穏やかで、反応が敏感で、毛色光沢があり、残りの各群のラットは抗原の励起後、いずれも不安、咳、呼吸の急促などの症状が現れた。対照群と比べて,モデル群の肺組織には,気管支壁の充血,浮腫,および炎症細胞の浸潤が伴い,咳の回数が有意に増加し,血清TNF-αの含有量および肺胞洗浄液中の好酸球と白血球の数が有意に増加した。血清SODは有意に減少した(P<0.05)。薬物処理後、各投薬群の上述症状はある程度改善し、その咳回数はいずれも顕著に減少し、血清TNF-α含量及び肺胞洗浄液中の好酸球、白血球数はいずれも顕著に低下し、血清SOD含量は顕著に上昇した。しかし、EEAPの各投与量群のラットの咳回数はいずれも酢酸プレドニゾン群より明らかに多かった(P<0.05)。結論:EEAPはTNF-α分泌の抑制、SOD含有量の増加、炎症細胞浸潤の抑制などの経路を通じて、CVAモデルラットの喘息、抗炎症作用を発揮する。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】