文献

J-GLOBAL ID：201902238030068775   整理番号：19A0401495

Ca2+動力学の新しい多重線解析ツールはCa2+伝播の不均一性を明らかにする【JST・京大機械翻訳】

A novel multi lines analysis tool of Ca²⁺ dynamics reveals the nonuniformity of Ca²⁺ propagation

著者 (3件)： Miyamoto Akitoshi (Laboratory for Developmental Neurobiology, Center for Brain Science, RIKEN, 2-1 Hirosawa, Wako-shi, Saitama, Japan) ,  Miyamoto Akitoshi (Laboratory of Single-Molecule Cell Biology, Kyoto University Graduate School of Biostudies, Kyoto, Japan) ,  Mikoshiba Katsuhiko (Laboratory for Developmental Neurobiology, Center for Brain Science, RIKEN, 2-1 Hirosawa, Wako-shi, Saitama, Japan)
資料名： Cell Calcium  (Cell Calcium)
巻： 78  ページ： 76-80  発行年： 2019年 
JST資料番号： T0875A  ISSN： 0143-4160  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 細胞外刺激は,細胞を通して細胞内Ca2+([Ca2+]c)の濃度の強い増加を引き起こし,遺伝子発現やアポトーシスなどの様々な細胞応答を誘発する。[Ca2+]_cのこのロバストな膨張はCa2+伝搬と呼ばれる。今日まで,イノシトール1,4,5-三リン酸(IP_3)および細胞内Ca2+のような細胞内第二メッセンジャー,およびIP_3受容体(IP_3Rs)のクラスターがCa2+伝播を調節すると考えられている。しかしながら,特にHeLa細胞を含む非極性細胞において,[Ca2+]_cの上昇が細胞全体を通してどのように広がるかについてはほとんど知られていない。本研究では,新しいマルチライン解析ツールを開発した。このツールは,Ca2+伝播速度が細胞全体で一定でなく,細胞内Ca2+の局所濃度がCa2+伝播速度に寄与しないことを明らかにした。細胞内Ca2+増殖は細胞内Ca2+の拡散の結果ではなく,反対に細胞内Ca2+増殖はより複雑な過程により調節されると考えられた。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 三リン酸 ,  *不均一性 ,  遺伝子発現 ,  非極性 ,  HeLa細胞 ,  ロバスト性 ,  アポトーシス ,  受容体 ,  クラスタ ,  *多重化
準シソーラス用語： 伝搬速度 ,  細胞応答 ,  *解析ツール , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： Ca2+伝搬 ,  Ca2+伝搬速度 ,  Ca2+伝播の方向 ,  Imagej-プラグイン

分類 (2件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  細胞膜の受容体  (EF04030C)

タイトルに関連する用語 (4件)： 動力学 ,  解析ツール ,  伝播 ,  不均一性