文献

J-GLOBAL ID：201902238364331143   整理番号：19A1367854

圧縮水素容器用アルミニウム合金の湿潤ガス応力腐食割れ試験方法

Standard Test Method for Humid Gas Stress Corrosion Cracking of Aluminium Alloys for Compressed Hydrogen Containers

著者 (6件)： 伊藤吾朗 (茨城大学) ,  倉本繁 (茨城大学) ,  車田亮 (茨城大学) ,  小林純也 (茨城大学) ,  浅見重則 (元 (一社) 軽金属溶接協会) ,  小川武史 (青山学院大学)
資料名： 圧力技術  (Journal of High Pressure Institute of Japan)
巻： 57  号： 2  ページ： 100-107(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： S0913A  ISSN： 0387-0154  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 新たに発行されたHPIS E 103:2018,”圧縮水素容器用アルミニウム合金の湿潤ガス応力腐食割れについての標準試験法”が改定された。この標準は自動車用圧縮水素容器用アルミニウム合金の指示された試験法と認定基準を規定する。圧縮水素容器に用いられるアルミニウム合金のHG-SCC感受性を評価するために自動車産業の要求で制定された。この標準においては,圧縮水素容器の内部が不純物水蒸気に起因する約-7°Cの高い相対湿度を受ける可能性を考慮し,ISO7866 Annex B(持続荷重亀裂試験)とは異なり,予亀裂試験片が保持される環境の温度とともに湿度が明示的に規定された。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *圧力容器 ,  水素 ,  気体 ,  *アルミニウム合金 ,  湿度 ,  *応力腐食割れ ,  *試験 ,  標準
準シソーラス用語： 圧縮ガス ,  *試験法

著者キーワード (8件)： 試験方法 ,  湿潤ガス応力腐食割れ ,  アルミニウム合金 ,  圧縮水素容器 ,  標準 ,  認定 ,  水素ガス ,  不純物水蒸気

分類 (2件)： 材料試験  (HB02020U) ,  技術の標準化・規格  (WA01060R)

引用文献 (13件)：

• 1) 伊藤吾朗; “水素用アルミニウム合金の使用環境と国際標準化に向けた試験方法”, 材料と環境, 65巻, 11号, pp. 432-437 (2016) .
• 2) HPIS E 103: 2018; “Standard Test Method for Humid Gas Stress Corrosion Cracking of Aluminium Alloys for Compressed Hydrogen Containers”, (2018) .
• 3) 水素社会構築共通基盤整備事業-水素インフラ等に係わる規制再点検及び標準化のための研究開発-水素用アルミ材料の基礎研究, 平成17年度∼平成21年度研究成果報告書, (独) 新エネルギー•産業技術総合開発機構, pp. 264-280, 491-495 (2010) .
• 4) 水素利用技術研究開発事業-燃料電池自動車及び水素供給インフラの国内規制適正化, 国際基準調和•国際標準化に関する研究開発-自動車用圧縮水素容器の基準整備•国際基準調和に関する研究開発, 平成25年度∼平成29年度成果報告書, (独) 新エネルギー•産業技術総合開発機構, pp. 1-293 (2018) .
• 5) Ricker R. E. and Duquette D. J.; “The Role of Hydrogen in Corrosion Fatigue of High Purity Al-Zn-Mg Exposed to Water Vapor”, Metall. Trans. A, Vol. 19A, No. 7, pp. 1775-1783 (1988) .

タイトルに関連する用語 (5件)： 水素 ,  アルミニウム合金 ,  湿潤 ,  応力腐食割れ ,  試験方法