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J-GLOBAL ID：201902238625158097   整理番号：19A1248658

金属カチオンによる淡水環境における鋼の腐食抑制効果

著者 (5件)： 坂入正敏 (北大) ,  ISLAM Md. Saiful (北大) ,  ISLAM Md. Saiful (Univ. Rajshahi, Rajshahi, BGD) ,  大谷恭平 (北大) ,  大谷恭平 (日本原子力研究開発機構)
資料名： 防錆管理  (防せい管理)
巻： 63  号： 6  ページ： 200-207  発行年： 2019年06月01日 
JST資料番号： G0320A  ISSN： 0520-6340  CODEN： BOKAAP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 金属材料の水溶液腐食には,金属カチオンも腐食因子として重要であることを報告してきた。ボイラ給水環境のような淡水環境においては,腐食因子として温度も考慮する必要がある。本稿では,各種金属カチオンを添加した模擬環境中における鋼の腐食に及ぼす温度の影響に関する研究について解説する。(著者抄録)

シソーラス用語： 低炭素鋼 ,  腐食抑制剤 ,  *腐食抑制作用 ,  *金属イオン ,  カチオン ,  ナトリウム化合物 ,  亜鉛化合物 ,  マグネシウム化合物 ,  アルミニウム化合物 ,  淡水 ,  温度依存性 ,  腐食速度 ,  電気化学的腐食試験 ,  腐食電位 ,  表面性状 ,  等価回路 ,  不動態皮膜
準シソーラス用語： 金属カチオン ,  ナトリウムイオン ,  亜鉛イオン ,  マグネシウムイオン ,  アルミニウムイオン

分類 (1件)： 防食  (WB03040M)

引用文献 (33件)：

• Role of the chloride ion in iron corrosion, R. T. Foley, Corrosion, 26,58-70(1970).
• Adsorption and absorption of chloride ions on passive iron sys-tems, V. Jovancicevic, J. O’M. Bockris, J.l. Cabajal, P. Zelenay, and T. Mizuno, Journal of the Electrochemical Society, 133,2219~2226(1986).
• Modelling immersion corrosion of structural steels in natural fresh and brackish waters, R. E. Melchers, Corrosion Science, 48,4174~4201(2006).
• The point defect model for the passive state, D. D. Macdonald, Journal of the Electrochemical Society, 139,3434~3449(1992).
• Effects of chloride ions on corrosion of ductile iron and carbon steel in soil environments, Y. Song, G. Jiang, Y. Chen, P. Zhao and Y. Tian, Scientific reports, 7(2017).

タイトルに関連する用語 (6件)： 金属カチオン ,  淡水 ,  環境 ,  鋼 ,  腐食 ,  抑制効果