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J-GLOBAL ID：201902239506053996   整理番号：19A1957777

酵素的に修飾したイソquercシトリンは雄性C57BL/6マウスにおいてAMPKαの活性化を介してエネルギー代謝を促進する【JST・京大機械翻訳】

Enzymatically modified isoquercitrin promotes energy metabolism through activating AMPKα in male C57BL/6 mice

著者 (7件)： Jiang Hao (Department of Agrobioscience, Graduate School of Agricultural Science, Kobe University, Kobe, Hyogo 657-8501, Japan. [e-mail]) ,  Yoshioka Yasukiyo ,  Yuan Sihao ,  Horiuchi Yuko ,  Yamashita Yoko ,  Croft Kevin D. ,  Ashida Hitoshi
資料名： Food & Function  (Food & Function)
巻： 10  号： 8  ページ： 5188-5202  発行年： 2019年 
JST資料番号： W2339A  ISSN： 2042-6496  CODEN： FFOUAI  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： クエルセチンは様々な健康に有益な機能を有するが,その低いバイオアベイラビリティはこれらの機能を制限する。酵素的に修飾されたイソquerシトリン(EMIQ)はクエルセチンよりもバイオアベイラビリティが高いクエルセチン配糖体である。本研究では,EMIQがマウスにおけるエネルギー代謝を調節し,その基礎となる分子機構を調べた。雄のC57BL/6マウスに異なる用量のEMIQまたはクエルセチン(0.02%,0.1%および0.5%)を2週間与えた。0.1%EMIQの添加は白色脂肪組織(WAT)重量を有意に減少させた。0.02%および0.1%EMIQの添加は,WAT,肝臓および筋肉におけるアデノシン一リン酸活性化蛋白質キナーゼ(AMPK)のリン酸化を促進した。WATにおいて,0.1%EMIQは,ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)γ,CCAATエンハンサー結合蛋白質(C/EBP)α,C/EBPβ,およびステロール調節エレメント結合蛋白質1発現ならびにアップレギュレーションされたミトコンドリア脱共役蛋白質(UCP)2およびカルニチンパルミトイルトランスフェラーゼ-1発現をダウンレギュレートした。0.1%EMIQの補給は,PPARγコアクチベーターα(PGC-1α),UCP1,PRドメイン含有蛋白質16,およびWATにおけるサーチュイン1を含む発熱関連因子の発現も促進した。肝臓において,EMIQはアセチル-CoAカルボキシラーゼのリン酸化を促進し,PPARα,構成的アンドロゲン受容体,及びファルネソイドX受容体の発現を増加させた。さらに,0.02%または0.1%EMIQの補給は,筋肉の形質膜へのグルコース輸送体4の転座を伴う血漿グルコースレベルを抑制した。著者らの結果はEMIQがAMPKリン酸化によるエネルギー代謝の調節に対する潜在的な食品添加物であることを示唆する。Copyright 2019 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 転座 ,  PPARγ ,  リン酸化 ,  アップレギュレーション ,  血漿 ,  カルニチン O-パルミトイルトランスフェラーゼ ,  *エネルギー代謝 ,  配糖体 ,  バイオアベイラビリティ ,  アセチルCoAカルボキシラーゼ ,  *マウス ,  ケトン ,  酸素複素環化合物 ,  多価フェノール ,  フラボノイド ,  芳香族縮合化合物 ,  ヒドロキシケトン
準シソーラス用語： サーチュイン1 ,  *AMP活性化蛋白質キナーゼ ,  *シトリン , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 食品の化学・栄養価  (FJ01020J)

物質索引 (1件)： クエルセチン

タイトルに関連する用語 (9件)： 酵素 ,  修飾 ,  シトリン ,  雄性 ,  マウス ,  AMPK ,  活性化 ,  エネルギー代謝 ,  促進