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J-GLOBAL ID:201902239508545559   整理番号:19A1212137

成人神経前駆細胞の自己再生を直接増強する【JST・京大機械翻訳】

Minocycline Directly Enhances the Self-Renewal of Adult Neural Precursor Cells
著者 (9件):
資料名:
巻: 43  号:ページ: 219-226  発行年: 2018年 
JST資料番号: T0942A  ISSN: 0364-3190  CODEN: NEREDZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ミノサイクリンは抗菌作用を有するだけでなく,種々の薬理作用を産生する。多くの神経疾患における炎症により引き起こされる症状の治療薬としてかなりの注目を集めており,いくつかの臨床試験が行われている。これらの効果のいくつかはミクログリア活性化を抑制する機能を介して仲介されるが,ミノサイクリンが成体脳において他の細胞型に作用するかどうかは明らかではない。本研究では,神経幹細胞(NSC)が神経球と呼ばれる浮遊コロニーを形成するためにクローン的に増殖するコロニー形成神経球アッセイを用いた。著者らはミノサイクリン(脳脊髄液中の治療的に関連する濃度)が成体マウス脳の上衣帯から誘導されたNSCの自己再生能力を増強し,オリゴデンドロサイトへの分化を促進することを見出した。重要なことに,これらの効果はミクログリア活性化の抑制に依存せず,ミノサイクリン(テトラサイクリン誘導体間)で特異的に観察された。加えて,成体脳におけるNSC集団のサイズは,ミノサイクリンがin vivoで浸透圧ミニポンプにより側脳室に注入されると増加した。ミノサイクリンが成体NSCの挙動をどのように変化させるかの正確な分子機構は不明のままであるが,著者らのデータは神経変性および脱髄疾患を治療するためのミノサイクリンの臨床使用の基礎を提供する。Copyright 2017 Springer Science+Business Media, LLC Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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神経の基礎医学 
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