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J-GLOBAL ID:201902239694949263   整理番号:19A0784901

慢性収縮損傷マウスにおける神経障害性疼痛に寄与するTLR4媒介自己貪食障害【JST・京大機械翻訳】

TLR4-mediated autophagic impairment contributes to neuropathic pain in chronic constriction injury mice
著者 (20件):
資料名:
巻: 11  号:ページ: 11  発行年: 2018年 
JST資料番号: U7335A  ISSN: 1756-6606  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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神経障害性疼痛は,痛覚過敏,異痛および自発痛により特徴付けられる複雑な慢性疼痛状態である。蓄積する証拠は,ミクログリアToll様受容体4(TLR4)とオートファジーが神経変性疾患に関与することを示しているが,神経障害性疼痛におけるそれらの関係と役割は不明のままである。本研究では,野生型(WT)およびTLR4ノックアウト(KO)マウスにおける慢性収縮損傷(CCI)誘導神経障害性疼痛モデルを用いて,TLR4およびその自食作用との関連を検討した。マウスを4つの群に割り当てた:WT-同側(Contra),WT-Ipsiラテラル(Ipsi),TLR4 KO-Contra,およびTLR4 KO-Ipsi。坐骨神経にCCI後,脊髄組織の行動的および機械的異痛試験および生化学的分析を行った。対照群と比較して,WT-およびTLR4 KO-Ipsi群の両方における機械的異痛は有意に増加し,異痛の著しい減少がTLR4 KO-Ipsi群において観察された。グリア細胞はWT-Ipsi群でアップレギュレートされたが,TLR4 KO群では有意な変化は観察されなかった。さらに,オートファジー(Beclin1,p62)の蛋白質発現および免疫反応性細胞調節は,WT-Contra群と比較して,WT-Ipsi群のニューロンでは有意に増加したが,ミクログリアでは増加しなかった。mitophagyのマーカーであるPINK1のレベルはWTのニューロンで増加したが,TLR4 KOマウスでは増加しなかった。これらの結果は,TLR4仲介p62自食性障害が神経障害性疼痛の発生と発生において重要な役割を果たすことを示す。さらに,ミクログリアTLR4仲介ミクログリア活性化は,ニューロンの自食作用と間接的に結合している可能性がある。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
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神経の基礎医学  ,  中枢神経系 
引用文献 (43件):
  • Cell; Cellular and molecular mechanisms of pain; AI Basbaum, DM Bautista, G Scherrer, D Julius; 139; 2009; 267-284; 10.1016/j.cell.2009.09.028; citation_id=CR1
  • What can neuroimaging tell us about central pain?; Translational pain research: from mouse to man; 2010; CR2; DS Veldhuijzen, FA Lenz, SC LaGraize, JD Greenspan; citation_publisher=Frontiers in Neuroscience
  • Curr Med Res Opin; Pharmacological treatment of chronic pain - the need for CHANGE; G Varrassi, G Muller-Schwefe, J Pergolizzi, A Oronska, B Morlion, P Mavrocordatos, C Margarit, C Mangas, W Jaksch, F Huygen; 26; 2010; 1231-1245; 10.1185/03007991003689175; citation_id=CR3
  • Trends Neurosci; Neuropathic pain and spinal microglia: a big problem from molecules in “small” glia; M Tsuda, K Inoue, MW Salter; 28; 2005; 101-107; 10.1016/j.tins.2004.12.002; citation_id=CR4
  • Trends Neurosci; Glial activation: a driving force for pathological pain; LR Watkins, ED Milligan, SF Maier; 24; 2001; 450-455; 10.1016/S0166-2236(00)01854-3; citation_id=CR5
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