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J-GLOBAL ID:201902239960064240   整理番号:19A1328235

花冠のカロチノイド色素沈着におけるペチュニアとカリブラコアの比較

Comparison of petunia and calibrachoa in carotenoid pigmentation of corollas
著者 (4件):
資料名:
巻: 69  号:ページ: 117-126(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: Y0311B  ISSN: 1344-7610  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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ペチュニア(Petunia hybrida)は多様な花冠色を持つ重要な観賞植物である。それらの花冠に少量のカロチノイドを含む淡黄色花栽培品種は現在市販されているが,深黄色花栽培品種は存在しない。ペチュニアが深黄色の花を持つための十分なカロチノイドを蓄積できない理由を見出すために,淡黄色のペチュニアと近縁種である深黄色のカリブラコアのカロチノイドのプロファイルとカロチノイド代謝遺伝子の発現を比較した。ペチュニア花冠の総キサントフィルに対するカロチノイド成分とエステル化キサントフィルの比率は,類似のカロチノイド成分にもかかわらずカリブラコアより有意に低かった。ペチュニアにおいてcis-キサントフィルよりtrans-キサントフィルのエステル化率が低いことは,ペチュニアのキサントフィルエステラーゼ(XES)がtrans-キサントフィルに対して低い基質特異性を有し,ペチュニア花冠においてはcis-キサントフィルより存在量が多いことを示唆している。カロチノイド生合成の鍵酵素をコードする遺伝子の発現は低く,カロチノイド異化遺伝子の発現はペチュニアで高かった。XES発現はペチュニアで有意に低かった。この結果は,低い生合成活性,高い開裂活性,および低いエステル化活性がペチュニア花冠において低いカロチノイド蓄積を引き起こすことを示唆している。(翻訳著者抄録)
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植物の生化学 
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