文献
J-GLOBAL ID:201902240319918387   整理番号:19A1821210

落葉広葉樹林の林床におけるササ3種の放射性セシウム汚染の実態

Radiocesium contamination of three dwarf bamboo species in the forest floor of deciduous broad-leaved forest
著者 (6件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: 20-26(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: U1630A  ISSN: 2424-1385  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ササ群落の放射性物質による汚染の実態を面積単位で推定するため,東京電力福島第一原子力発電所からの距離の異なる二地域において,クマイザサ,ミヤコザサ,スズタケ個体内の放射性セシウム137濃度を調べた。2012年9月にササを採取し,分枝構造から3年前の部位まで齢毎に部位分けし,それぞれの137Cs濃度を測定した。面積あたりの137Cs蓄積量は,原発からの距離または空間線量率とササ種によって概ね予測可能となることが分かった。137Cs濃度は3種共に若い葉ほど低いが,最も低濃度のミヤコザサは,葉寿命が1年と着葉期間が短いため,濃度の高い2010年以前の部位は既に脱落していた。さらに,ミヤコザサが捕捉した137Cs量は着葉量の差によって他種より少なかった可能性が示唆された。ササから林床への移行過程は主に落葉落枝に起因していた。ササの枝葉は137Csを保持したまま脱落すると推察され,ミヤコザサでは調査時点で既に相当量の137Csが葉と共に脱落していたと考えられた。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物の病災害一般  ,  その他の環境汚染・公害 
引用文献 (32件):
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る