文献

J-GLOBAL ID：201902240808503783   整理番号：19A0099963

界面制御による構造材料・構造体の高信頼性化-成果報告 界面構造解析・計算技術がもたらす自己治癒セラミックスの新展開

著者 (5件)： 長田俊郎 (物質・材料研究機構) ,  阿部太一 (物質・材料研究機構) ,  原徹 (物質・材料研究機構) ,  三留正則 (物質・材料研究機構) ,  大村孝仁 (物質・材料研究機構 構造材料研究拠点)
資料名： 金属  (Materials Science & Technology)
巻： 89  号： 1  ページ： 46-53  発行年： 2019年01月01日 
JST資料番号： F0157A  ISSN： 0368-6337  CODEN： KNZKA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・航空機用エンジンのタービン翼用材料として,数分で傷を自然に修復する自己治癒セラミックスの開発,界面構造解析技術,熱力学平衡計算を活用した界面層設計について解説。
・自己治癒セラミックス,酸素誘起型自己治癒セラミックス,自己治癒機構の解明,治癒活性相の設計(平衡状態図計算,ガラス形成能の活用),自己治癒の高速化(マルチスケール構造解析),治癒活性相による強度回復の高速化について紹介。
・Al₂O₃/SiC複合材料において,反応速度を各段位高度化する「治癒活性相,M_xO_y」としてMnOを選定。
・治癒活性相の3次元ネットワーク構造をとることにより,MnO添加量が1%以下の微量であっても,治癒速度が従来の6万倍に向上。

シソーラス用語： 内燃機関 ,  *材料設計 ,  セラミック ,  セラミックエンジン ,  アルミナ ,  炭化ケイ素 ,  複合材料 ,  添加物効果 ,  酸化マンガン ,  機能材料 ,  回復 ,  表面構造 ,  *構造解析 ,  相平衡 ,  非線形解析 ,  反応速度 ,  ネットワーク構造 ,  界面構造 ,  熱力学計算 ,  ガラス形成能 ,  タービンブレード ,  航空エンジン ,  *CMC ,  *自己修復材料 ,  構造
準シソーラス用語： タービン翼 ,  航空機用エンジン ,  *セラミック基複合材料 ,  *自己治癒材料 ,  マルチスケール解析

分類 (2件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V) ,  セラミック・磁器の性質  (YC03030G)

タイトルに関連する用語 (12件)： 界面制御 ,  構造材料 ,  構造体 ,  高信頼性 ,  成果 ,  報告 ,  界面構造 ,  解析 ,  計算 ,  自己治癒 ,  セラミックス ,  展開