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J-GLOBAL ID:201902241325008197   整理番号:19A0646212

破傷風毒素断片とBcl-2融合蛋白質:細胞保護と逆行性軸索移動【JST・京大機械翻訳】

Tetanus toxin fragments and Bcl-2 fusion proteins: cytoprotection and retrograde axonal migration
著者 (6件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 39  発行年: 2018年 
JST資料番号: U7348A  ISSN: 1472-6750  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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テタヌス神経毒(テント)は神経終末で取り込まれ,逆行性移動を受ける。毒素軽鎖(L)におけるテントの毒性特性は,完全なテントのように,テント重鎖(TTH)とC末端ドメイン(TTC)のみが結合し,ニューロンに入ることができる。ここでは,テントの有酸素フラグメントがニューロンにおける薬物送達媒体として作用できるかどうかを調べた。本研究では,in vivoおよびin vitroで抗アポトーシス特性を持つことが知られている蛋白質Bcl-2を,テントフラグメントと結合するためのパーセルとして用いた。Bcl-2とTTCフラグメントのみを発現し,哺乳類(Cos7細胞)と大腸菌系において,TTC(Bcl2-TTH)のN末端とTTC(TTC-Bcl2とBcl2-TTC)のN末端とC末端に結合したBcl-2と融合蛋白質を発現させた。TTCとBcl-2は大腸菌とCos7細胞で効率的に発現したが,Bcl-2と融合蛋白質は大腸菌では良く発現しなかった。融合蛋白質はCos7細胞でも発現しなかった。融合蛋白質の収率と純度を改善するために,Bcl2-TTC融合からTTCのN末端半分を遺伝的に削除し,Bcl2-hTTCを得た。精製したBcl2-hTTCは,ミトコンドリアからのチトクロームC放出の阻害により証明されたように,ニューロン結合を示し,血清およびNGF枯渇により誘導されたニューロンPC12細胞の細胞死を阻害した。in vivoアッセイにおいて,Bcl2-hTTCはマウスの舌に注入され,逆行性軸索輸送を介して舌下核マウス脳幹に選択的に移動することが見られた。これらの結果は,Bcl2-hTTCがBcl-2とTTC機能の両方を保持し,したがって,様々な神経学的条件のための強力な治療薬であることを示す。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
微生物起原の毒性  ,  遺伝子操作 
引用文献 (33件):
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