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J-GLOBAL ID:201902241770801997   整理番号:19A2357246

D-π混成Electron系のプロトン-Electronカップリングにおけるd-元素の役割【JST・京大機械翻訳】

Role of d-Elements in a Proton-Electron Coupling of d-π Hybridized Electron Systems
著者 (6件):
資料名:
巻: 141  号: 29  ページ: 11686-11693  発行年: 2019年 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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d-π混成電子系におけるプロトン移動と結合した分子の電子状態変化に及ぼすd元素の影響を初めて実証した。プロトン化2,3-ピラジンジジチオラート(L),M-(HL)_2(M=Ni,Pd,Pt)を有するコンパクトで平面の金属錯体を合成し,続いてピラジン部分間の水素結合(H-結合)相互作用により集合させた。構造的および理論的研究により,これらの錯体はM-(S_2C_2)_2コアに基づくd-π混成電子系と見なされ,特にPt-(S_2C_2)_2コアにおける有意なd-πハイブリダイゼーションが示された。pH依存光学および電気化学測定は,Ni錯体がPt錯体と比較して,より高いプロトン受容特性および酸化還元電位に対するより強いpH依存性を有することを明らかにした。これは,Ni錯体がPt錯体よりも配位子上に多量のπ電子密度を有していることを示している。これは,Pt錯体における顕著なd-πハイブリダイゼーションがプロトンを付着/脱離することによって再構成されたπ電子の量を減少させることができるからである。H結合多量体を形成するNiとPt錯体のサイクリックボルタンメトリーは,プロトン移動と結合した混合原子価状態に対応する第一酸化還元波(M=Niに対してΔE_1/2=0.28V,M=Ptに対して0.17V)における潜在的分裂を示した。ΔE_1/2値は,プロトン移動による電子状態の変化がNi錯体で顕著であるが,Pt錯体では中程度であることを示した。これらの実験結果はd-元素置換がd-π混成電子系におけるプロトン-電子結合の程度を制御する役割を果たすことを示した。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
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八員環以上の複素環化合物  ,  分子構造と性質の実験的研究  ,  コバルトとニッケルの錯体  ,  分子化合物  ,  原子・分子のクラスタ 
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