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J-GLOBAL ID：201902244103774080   整理番号：19A0010931

紐状干瓢製品の示すメチレンブルー吸着特性

The methylene blue adsorption properties by kanpyo product

著者 (4件)： 小林稜 (小山工高専) ,  松本将弥 (小山工高専) ,  高原美規 (長岡技科大) ,  田中孝国 (小山工高専)
資料名： 技術・教育研究論文誌  (Journal of Technology and Education)
巻： 25  号： 1-2  ページ： 7-11  発行年： 2018年12月30日 
JST資料番号： L2883A  ISSN： 1342-6079  CODEN： DKGRFL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 干瓢の構造は多くの繊維(95%の水を含む)を含み,乾燥後は多孔質構造を有する。それは良好な吸着を示した。しかし,干瓢の利用はまだ限られている。消費を増加させるために,著者らは干瓢の新しい利用を考えた。従って,水溶液からのメチレンブルー(MB)の吸着に対する干瓢の可能性を評価した。平衡に必要な時間を決定するために本研究を行った。迅速な平衡と吸着は吸着剤としての材料の可能性の指標である。次に,種々の初期MB濃度での干瓢へのMBの吸着容量に及ぼす接触時間の影響を調べた。本研究では吸着等温線としてLangmuirモデルを用いた。実験データは,干瓢へのMBの吸着に対して,Langmuirモデルが良く適合した。22°Cにおける最大吸着容量は,Langmuir等温式により,干瓢上のMBに対して454.4mg/Lであることが分かった。Langmuir等温式はまた,干瓢へのMBの吸着が化学吸着であることを示唆した。結果は,干瓢がMB除去に使用される高価な吸着剤に対する代替生成物であることを示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *乾燥野菜 ,  多孔質体 ,  *吸着剤 ,  吸着平衡 ,  吸着等温式 ,  モデル ,  容量 ,  化学吸着 ,  比表面積 ,  チアジン染料 ,  Langmuirモデル ,  Langmuir吸着等温式 ,  吸着容量 ,  *かんぴょう ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族アミン ,  スルホニウム ,  硫黄複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  第三アミン
準シソーラス用語： *乾瓢 ,  多孔質構造

分類 (2件)： 吸着剤  (YB03000W) ,  野菜  (FC03043X)

物質索引 (1件)： メチレンブルー

引用文献 (9件)：

• 津志田藤二朗,地域特産物の品質・機能性成分総覧,サイエンスフォーラム,pp.477-480(2000)
• 小野嘉夫,吸着の科学と応用,講談社サイエンティフィック,pp.20-27(2003)
• B.H. Hameed, Batch adsorption of methylene blue from aqueous solution by garlic peel, an agricultural waste biomass, J. Hazard. Mater., 164, pp.870-875(2009)
• Runping Han, Biosorption of methylene blue from aqueous solution by fallen phoenix tree's leaves, J. Hazard. Mater., 141, pp.156-162 (2007)
• Shanooba Palamthodi, Optimization and evaluation of reactive dye adsorption on bottle gourd peel, J. Environ. Chem. Eng., 4, pp. 4299-4309 (2016)

タイトルに関連する用語 (4件)： 紐 ,  干瓢 ,  メチレンブルー ,  吸着特性