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J-GLOBAL ID：201902244382924033   整理番号：19A2605710

微細粒氷の変形と微細構造発展に及ぼす微粒子の影響【JST・京大機械翻訳】

Effects of microparticles on deformation and microstructural evolution of fine-grained ice

著者 (7件)： SARUYA TOMOTAKA (Nagaoka University of Technology, Japan) ,  NAKAJIMA KOKI (Nagaoka University of Technology, Japan) ,  TAKATA MORIMASA (Nagaoka University of Technology, Japan) ,  HOMMA TOMOYUKI (Nagaoka University of Technology, Japan) ,  AZUMA NOBUHIKO (Nagaoka University of Technology, Japan) ,  GOTO-AZUMA KUMIKO (National Institute of Polar Research, Japan) ,  GOTO-AZUMA KUMIKO (SOKENDAI (The Graduate University for Advanced Studies), Japan)
資料名： Journal of Glaciology  (Journal of Glaciology)
巻： 65  号： 252  ページ： 531-541  発行年： 2019年 
JST資料番号： W1749A  ISSN： 0022-1430  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多結晶氷の微細構造進展と機械的性質に及ぼす微粒子と粒径の影響を調べた。一軸圧縮試験を種々の条件下で微細粒の純粋な氷とシリカ分散氷を用いて行った。細粒氷の変形挙動は,応力指数n≒2と活性化エネルギーQ≒60kJmol-1によって特徴付けられることが分かった。細粒氷の誘導歪速度は,以前の研究で得られた粗粒氷のそれらより約1桁大きく,それらは粒子分散に依存せず,氷の平均粒径に依存し,粒径指数はp≒1.4であることが分かった。加工硬化は転位クリープで観察されたが,歪速度は減少し続けた。これらの結果は,細粒氷の変形機構が典型的な転位クリープとは異なり,しばしばn=3に関連することを示している。微粒子は粒成長を制限したが,細粒氷の変形にはほとんど直接効果がなかった。氷試料の微細構造観察は,結晶粒界が直線的であり,亜粒界境界密度が変形後に増加することを示した。著者らの実験は,結晶粒サイズと境界が多結晶氷の変形過程において重要な役割を果たすことを示唆している。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 結晶成長 ,  *微細構造 ,  粒径 ,  結晶粒径 ,  一軸圧縮試験 ,  歪速度 ,  活性化エネルギー ,  二酸化ケイ素 ,  亜粒界 ,  加工硬化 ,  氷晶 ,  *微粒子
準シソーラス用語： 変形機構 ,  転位クリープ ,  粗粒子 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 氷晶研究 ,  氷の動力学 ,  氷河レオロジー ,  構造的glaci学

分類 (2件)： 雪氷学  (DC08000N) ,  惑星  (DB04020E)

タイトルに関連する用語 (5件)： 微細粒 ,  氷 ,  微細構造 ,  発展 ,  微粒子