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J-GLOBAL ID：201902244466863100   整理番号：19A0343385

樹種の異なる木質バイオコークスの圧縮強度特性

著者 (3件)： 田上奈実 (近畿大 バイオコークス研) ,  水野諭 (近畿大 バイオコークス研) ,  井田民男 (近畿大 バイオコークス研)
資料名： 近畿大学バイオコークス研究所報告
号： 16  ページ： 7-10  発行年： 2018年03月28日 
JST資料番号： F2080A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・筆者らが開発したバイオ固形燃料-バイオコークス(BIC)-の原料となる樹種の差異によるバイオコークスの圧縮強度特性への影響を検討。
・ヒノキBIC,オニグルミBICともに,見掛け密度0.95~1.4g/cm³範囲では,見掛け密度と冷間圧縮強度には正の相関。
・ヒノキBIC,オニグルミBICの熱間圧縮強度は,リグニンを多く含むヒノキBICの方が高く,初期含水率5%の成型条件においては,石炭コークスの強度0.1MPa以上の高温雰囲気下での圧縮強度を有することが判明。

シソーラス用語： *木質バイオマス ,  *コークス ,  固体燃料 ,  *圧縮強さ ,  リグニン ,  冷間加工 ,  熱間加工 ,  スギ ,  クルミ
準シソーラス用語： *バイオコークス ,  オニグルミ

分類 (2件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  石炭及びコークスの性質,組成,分析,試験  (YE04030T)

引用文献 (4件)：

• 経済産業省エネルギー庁,エネルギー白書2017.
• 井田民男,非炭化転換技術による次世代コークス代替燃料「バイオコークス」の製造技術開発,エネルギー学会誌,Vol,90,No.1(2011),pp.2-9.
• 岩崎 誠著,磯貝明監修,セルロース利用技術の最先端単離・評価・分解・合成技術編,シーエムシー出版,p.32.
• 水野 諭,井田民男,渕端 学,難波邦彦,加子坂篤志,藤田修,草本系バイオマスを原料とする高密度・高硬度固形物の成形特性,エネルギー学会誌,Vol.91,No.1(2012),pp.41-47.

タイトルに関連する用語 (4件)： 樹種 ,  木質 ,  バイオコークス ,  強度特性