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J-GLOBAL ID:201902244818353271   整理番号:19A1216586

ガラート型カテキンとβ-シクロデキストリンの立体配置異性体間の包接錯体生成機構の違い【JST・京大機械翻訳】

Difference in formation mechanism of inclusion complex between configuration isomers of gallate-type catechin and β-cyclodextrin
著者 (5件):
資料名:
巻: 135  号:ページ: 2789-2795  発行年: 2019年 
JST資料番号: H0095C  ISSN: 1388-6150  CODEN: JTHEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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茶葉の主要カテキンである(-)-epigalloカテキンガラート(EGCg)とEGCgの異性体である(-)-ガロカテキンガラート(GCg)とβ-シクロデキストリン(βCD)の間の包接錯体の形成機構を等温滴定微量熱量測定(ITC),NMR及び分子モデリング計算(MMC)により研究した。ITC測定は,EGCgまたはGCgがエンタルピーにより駆動される1:1モル比でβCDと相互作用することを明らかにした。結合定数の値(βCDとEGCgで7.2×10~31/M,βCDで3.9×10~41/M)を比較すると,GCgはEGCgよりもβCDとより強く相互作用することが示唆された。それらのROESY NMRスペクトルにおいて,交差ピークはEGCgのA,BおよびB′環のプロトンとβCDの空洞中のプロトンの間,およびβCDの空洞中のGCgのBおよびB′環のプロトンとプロトンの間で観察された。水におけるMMCは,EGCgには1種類があり,GCgにはエネルギーにおいて2種類の最も安定な立体配座(GCg(E)とGCg(A))があったことを示した。EGCgの安定な立体配座において,B環はC環に等しく配位し,B′環はC環に軸方向に配位していた。一方,GCg(E)において,B環とB′環のC環への配位は両方とも赤道であり,GCg(A)においてB環とB′環の配位は両方とも軸であった。また,MMCは,B環またはB′環の立体障害が小さいので,EGCgまたはGCg(E)の各環よりもβCDの空洞において,GCg(A)のBまたはB′環が容易に含まれることを明らかにした。したがって,没食子酸型カテキンのB環の立体配置の違いがβCDとの包接錯体の形成に大きく影響することが分かった。Copyright 2018 Akademiai Kiado, Budapest, Hungary Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分子化合物  ,  熱化学  ,  有機化合物の化学分析 

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