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J-GLOBAL ID：201902245339930982   整理番号：19A0592377

ソーシャルイノベーション創発を促す協働のあり方に関する考察-NPO法人コラボキャンパス三河のマーブルタウン事業を事例に-

著者 (2件)： 三井栄 (岐阜大) ,  松林康博 (岐阜大)
資料名： 日本都市学会年報
巻： 50  ページ： 185-191  発行年： 2017年05月31日 
JST資料番号： S0241B  ISSN： 0911-4424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・本稿では,こどものまち事業に大学生向け教育や地域活性化を仕掛けることで多地域展開をしているNPO法人コラボキャンパス三河のマーブルタウン事業に着目し,アンケート調査などを通じてソーシャルイノベーションの実現に必須となる協働の仕組みについて考察。
・小学生向けの教育事業にボランティア参加者への成長機会や地域活性化等を仕掛けることが,事業の社会性向上につながることを指摘。
・事業参加ボランティアの意識構造からマーブルタウンは,教育・地域活性化支援という受益者に向けた評価に加え,交流イベント,自己研鑽プログラムとしても意義あることを明示。
・マーブルタウンにおいては事業への理解度と評価が比例しており,協働の担い手への事業意義の設計と浸透を図り,担い手自身も受益者となりうる仕掛けが協働意識の醸成に寄与すると考察。

シソーラス用語： 技術革新 ,  *協力 ,  *NPO【組織】 ,  児童 ,  *ボランティア ,  *地域活性化
準シソーラス用語： イノベーション ,  協同 ,  小学生

分類 (2件)： 都市問題,都市防災  (RD01030O) ,  開発,再開発,都市整備  (RD02030V)

引用文献 (14件)：

• 上阪徹『「カタリバ」という授業 社会起業家と学生が生み出す“つながりづくり”の場としくみ』英治出版、 2010
• 木下勇・卯月盛夫・園田高明・渡慶次康子・中村桃子・永島憲一郎「日・独「子どもがつくる街」等の事例からみた子どもの参画の要件-ドイツ「ミニ・ミュンヘン」の背景と我が国の波及事例から-」『住宅総合研究財団論文集』No.34、 一般財団法人住総研、 pp.349-359、 2007
• 経済産業研究所・京都大学「ソーシャルイノベーションの活性化に関する調査研究」、 2014
• 小暮真久『社会をよくしてお金も稼げるしくみのつくりかた-マッキンゼーでは気づけなかった世界を動かすビジネスモデル「Winの累乗」』ダイヤモンド社、 2012
• こどものまち全国主催者サミット 2016、 https://saga-jyo-kodomachi.jimdo.com、 2017年2月時点

タイトルに関連する用語 (6件)： 創発 ,  協働 ,  NPO ,  河 ,  マーブル ,  事業