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J-GLOBAL ID：201902246185945703   整理番号：19A2488035

宇宙線発生の仕組みを利用した新たな加速器の提案

著者 (3件)： 松井隆太郎 (京大 大学院エネルギー科学研究科) ,  岸本泰明 (京大 大学院エネルギー科学研究科) ,  福田祐仁 (量子科学技術研究開発機構 関西光科研)
資料名： Isotope News (Web)  (Isotope News (Web))
号： 765  ページ： 2-5 (WEB ONLY)  発行年： 2019年10月 
JST資料番号： U0894A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・高エネルギー宇宙線は衝撃波により加速されるとされているが,高強度レーザ光照射でプラズマ中に発生する衝撃波を利用した,新奇な高エネルギー陽子発生機構につき解説。
・フェムト秒・ペタワットレーザで直径1μm程度の固体水素球を照射して発生する10¹²V/mに達する強電場で加速される陽子の加速をシミュレーション。
・レーザ集光光度が1×10²²W/cm²の時,クラスター半径が0.6μmでは加速が起こらないが,1.0μmでは0.33GeVの準単色陽子線が発生。

シソーラス用語： 宇宙線 ,  *加速器 ,  *衝撃波 ,  *レーザ照射 ,  プラズマ ,  固体水素 ,  電場 ,  作用機序 ,  放射強度 ,  *加速 ,  フェムト秒レーザ
準シソーラス用語： レーザ光線誘起 ,  強電場 ,  *衝撃波加速 ,  単色放射線 ,  超高強度 ,  発生機構 ,  *陽子加速器

分類 (2件)： その他の素粒子・核実験用粒子発生装置  (BE02040T) ,  レーザの応用  (BD04100V)

引用文献 (8件)：

• Romagnani L., Phys. Rev. Lett. 101, 025004(2008)
• Matsui R., Fukuda Y., Kishimoto Y., Phys. Rev. Lett. 122, 014804(2019)
• Strickland D., et al., Opt. Commun. 56(3), 219-221(1985)
• Kishimoto Y., et al., J. Plasma. Phys. 72(6), 971-974(2006)
• Pirozhkov A. S., et al., Opt. Express 25(17), 20486-20501(2017)

タイトルに関連する用語 (4件)： 宇宙線 ,  仕組み ,  加速器 ,  提案