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J-GLOBAL ID:201902246363462012   整理番号:19A2459299

クローズアップ 魚種別分析養殖魚の輸出戦略(前編)水産物輸出額第3位「ナマコ」中国向け輸出動向と評価基準・課題

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資料名:
巻: 56  号: 11  ページ: 25-30  発行年: 2019年10月01日 
JST資料番号: G0742B  ISSN: 2187-1442  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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・日本で漁獲されているナマコの約9割が中国に輸出されていると言われているが,全国の総漁獲量が正確に把握されていないため推測の域,貿易統計では乾燥ナマコは95億円,ナマコ調製品(塩蔵ナマコ)は87億円を2016年に輸出しているが,非正規流通がかなりの量存在。
・生ナマコからの歩留りは乾燥ナマコが3~4%で,塩蔵ナマコが17~25%であるため,輸出量では9割が塩蔵ナマコ,1割が乾燥ナマコ,ナマコ輸出額はホタテガイ,真珠に次いで第3位。
・輸出が塩蔵ナマコにシフトしている理由は,乾燥ナマコは製造工程が複雑で時間がかかるのに対して比較的簡単であること,従って資金の回転が速く,水分量の加減で歩留り操作が可能であるため。
・中国のナマコ加工業者は「ナマコ自体が高価なため,少しでも重量を増やして利益を増やそう」として砂糖や食塩を加え,黒々として大きく見せようと加工。
・主産地の北海道と青森県では2007年をピークにナマコ漁獲量は減少,北海道産が青森県産よりも価格が高いのは疣と列の数が違うためで,数の多い方が高価。
・その他,輸出先がほとんど香港である理由,中国産養殖ナマコよりも日本産ナマコが安いこと,北海道と青森県で異なるナマコ資源管理,などについて記述。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
水産経済・経営  ,  魚類以外の水産動物 

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