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J-GLOBAL ID：201902246746380359   整理番号：19A1877230

高分子上のエレクトロスプレイデポジションによるイメージング分解能の改善

Improvement in the Resolution of Imaging by Electrospray Deposition on a Polymer

著者 (4件)： MATSUDA Taiki (Kyoto Univ.) ,  SEKI Toshio (Kyoto Univ.) ,  AOKI Takaaki (Kyoto Univ.) ,  MATSUO Jiro (Kyoto Univ.)
資料名： Annual Report of Quantum Science and Engineering Center  (Annual Report of Quantum Science and Engineering Center)
巻： 21  ページ： 20-21  発行年： 2019年07月 
JST資料番号： L6689A  ISSN： 1345-0700  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高い二次イオン収率は二次イオン質量分析(SIMS)での有機試料の高分解能イメージングで重要となる。Agなどの金属基板上へ単層として有機分子を被覆すると,有機分子は金属イオンに結合し,カチオン化される。この方法は良好なイオン化効率を持ち,高損傷の単原子SIMSと互換性がある。最近,気体クラスタイオンビームは,低い損傷と高いスパッタリング速度で分析でき,厚い試料を用いると,二次イオン収率を高くできる。厚い有機試料は,ミストで試料表面にアルカリ金属を堆積してカチオン化できる。しかし,大きな直径の液滴は試料を溶解し,イメージングの分解能を低下させる。著者らは,エレクトロスプレイイオン化(ESI)によりポリエチレングリコール(PEG)表面上にナノサイズ液滴を堆積し,試料表面を溶解することなくイオン化効率を改善することを試みた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 薄膜成長 ,  噴霧 ,  *二次イオン質量分析 ,  *エレクトロスプレイイオン化 ,  *ポリエチレンオキシド ,  効率 ,  高分解能 ,  イオンビーム ,  イオン化
準シソーラス用語： SIMS【質量分析】 ,  イオン化効率 ,  エレクトロスプレーデポジション ,  カチオン化 ,  クラスタイオンビーム ,  ポリエチレングリコール

分類 (1件)： 質量分析  (CC03013N)

引用文献 (1件)：

• John Vickerman, and David Briggs ′′ToF-SIMS Materials Analysis by Mass Spectrometry′′ 2nd edition (2013)

タイトルに関連する用語 (4件)： 高分子 ,  エレクトロスプレイデポジション ,  イメージング ,  分解能