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J-GLOBAL ID:201902246843918531   整理番号:19A2742612

Pamtにおけるintronicトランスポゾンの位置的差異はスプライシング効率の変化を介してトウガラシの辛味レベルに影響する【JST・京大機械翻訳】

Positional differences of intronic transposons in pAMT affect the pungency level in chili pepper through altered splicing efficiency
著者 (10件):
資料名:
巻: 100  号:ページ: 693-705  発行年: 2019年 
JST資料番号: A1374A  ISSN: 0960-7412  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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capsaシノイドはトウガラシ果実の辛味を与えるユニークな化合物である。capsaシノイドレベルは辛味栽培品種間で広く変化し,それは低い辛味から極端な辛味までの範囲にある。しかし,この定量的変動の基礎となる分子機構は解明されていない。著者らの以前の研究により,pAMT遺伝子の種々の機能喪失対立遺伝子が同定され,それは低い辛味をもたらした。これらの対立遺伝子の突然変異はTccトランスポゾン挿入とそのフットプリントによって一般的に定義される。本研究において,異なるレベルの推定アミノトランスフェラーゼ(pAMT)活性を有する2つの漏洩PAMT対立遺伝子(PAMT~L1及びPAMT~L2)を同定した。特に,両対立遺伝子はイントロン3にTccトランスポゾン挿入を有していたが,イントロン内の挿入部位は異なっていた。遺伝子解析により,PAMT~L1,PAMT~L2及び機能喪失PAMT対立遺伝子は,それぞれ約50%,10%及び1%以下にcapsaシノイドレベルを低下させることを明らかにした。PAMT-L1とPAMT-L2は機能的pAMT蛋白質をコードしたが,それらは機能型より低い転写産物レベルを示した。RNA配列解析により,イントロン3においてイントロントランスポゾンがスプライシングを破壊し,Tccの部分配列を含む機能的pAMT mRNAと非機能的スプライス変異体の同時発現をもたらすことを示した。非機能的スプライス変異体は,PAMT~L1よりもPAMT~L2においてより優勢であった。これは,イントロントランスポゾンの位置の違いがスプライシング効率を変化させ,異なるpAMT活性をもたらし,capsaシノイド含量を異なるレベルに低下させることを示唆した。著者らの結果は,イントロントランスポゾンによって引き起こされた対立遺伝子変異の顕著な例を提供する。これらの変動は二次代謝産物含量の定量的差異に寄与する。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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遺伝子発現 
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