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J-GLOBAL ID:201902246944562868   整理番号:19A0040473

受容体様細胞質キナーゼBSR1のチロシンりん酸化はイネにおける複数の病原体に対する抵抗性に重要な役割を果たす【JST・京大機械翻訳】

Tyrosine phosphorylation of a receptor-like cytoplasmic kinase, BSR1, plays a crucial role in resistance to multiple pathogens in rice
著者 (8件):
資料名:
巻: 96  号:ページ: 1137-1147  発行年: 2018年 
JST資料番号: A1374A  ISSN: 0960-7412  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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植物は,多くの受容体様細胞質キナーゼ(RLCK)を進化させ,それらの成長,発達および自然免疫を調節する。広域スペクトル耐性1(BSR1)はイネRLCKをコードし,その過剰発現は菌類イネいもち病や細菌葉枯病を含む複数の病気に対する耐性を付与する。しかし,耐性の基礎となる機構はほとんど知られていない。本研究では,BSR1がin vitroで人工基質を自己リン酸化し,トランスリン酸化する機能的蛋白質キナーゼであることを報告する。BSR1はセリン/トレオニンキナーゼとして分類されるが,細菌で発現されるとチロシンとセリン/スレオニン残基上で自己りん酸化することが示され,それが二重特異性キナーゼであることを示している。蛋白質キナーゼ活性は,BSR1過剰発現植物におけるイネいもち病と葉枯病に対する抵抗性に不可欠であることが分かった。重要なことに,BSR1のチロシンリン酸化は,イネ細胞におけるBSR1の適切な局在化に重要であり,Tyr-63がAlaで置換された変異体BSR1を過剰発現するトランスジェニック植物における病害抵抗性により証明されたように,複数の疾患に対するBSR1仲介耐性において重要な役割を果たした。全体として,著者らのデータはBSR1が非受容体二重特異性キナーゼであり,チロシンとセリン/トレオニンニンキナーゼ活性の両方が複数の病原体に対する抵抗性におけるBSR1の正常機能に重要であることを示す。著者らの結果は,チロシンリン酸化が植物における細胞表面受容体複合体から下流シグナル伝達成分への防御シグナル伝達において主要な調節的役割を果たすという概念を支持する。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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稲作  ,  植物生理学一般 
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