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J-GLOBAL ID：201902246958130021   整理番号：19A2606905

異なる濃度の二価カチオンにおける染色体構造の可逆的変化【JST・京大機械翻訳】

Reversible Changes of Chromosome Structure upon Different Concentrations of Divalent Cations

著者 (3件)： Dwiranti Astari (Department of Biology, Faculty of Mathematics and Natural Sciences, Universitas Indonesia, Depok Campus, 16404 West Java, Indonesia) ,  Takata Hideaki (Biomedical Research Institute, National Institute of Advanced Industrial Science and Technology, Midorigaoka, Ikeda, Osaka 563-8577, Japan) ,  Fukui Kiichi (Graduate School of Pharmaceutical Sciences, Osaka University, Suita, Osaka 565-0871, Japan)
資料名： Microscopy and Microanalysis  (Microscopy and Microanalysis)
巻： 25  号： 3  ページ： 817-821  発行年： 2019年 
JST資料番号： W1587A  ISSN： 1431-9276  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 染色体の構造的詳細は長年の研究者にとって興味深いが,中期染色体がどのように構築されているかは未解決のままである。二価カチオンは染色体の組織化に必要であることが示唆されている。しかし,染色体組織におけるこれらのカチオンの役割についての詳細な情報はまだ限られている。本研究では,2つのイオンの1つの再添加に対するCa2+とMg2+の枯渇と可逆性の影響を調べた。ヒト染色体を異なる濃度のCa2+とMg2+で処理した。Ca2+およびCa2+およびMg2+の枯渇を,それぞれ1, 2-ビス(2-アミノフェノキシ)エタン-N,N,N′,N′-テトラ酢酸およびエチレンジアミンテトラ酢酸(EDTA)を用いて行った。染色体構造を蛍光顕微鏡と走査電子顕微鏡で調べた。その結果,Mg2+欠乏後にMg2+を含まない緩衝液による処理後,Mg2+とCa2+の両方の枯渇後の染色体構造は,カチオン枯渇のないものよりも線維性クロマチンを有するより少ないコンパクト構造をもたらすことを示した。興味深いことに,EDTA処理染色体のクロマチンは,Mg2+またはCa2+のみの再添加後,元の粒状直径に戻った。これらの知見は,染色体構造に対する二価カチオンの重要性を示し,Ca2+とMg2+の交換可能な役割を示唆する。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： クロマチン ,  可逆性 ,  イオン ,  鋳物 ,  蛍光顕微鏡 ,  *カチオン ,  *可逆変化 ,  走査電子顕微鏡 ,  *染色体 ,  *染色体構造 ,  *二価カチオン ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  アミノカルボン酸 ,  ジアミン
準シソーラス用語： 中期 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (13件)： カルシウムイオン(Ca2+) ,  染色体 ,  EDTA ,  マグネシウムイオン(Mg2+) ,  可逆性 ,  走査電子顕微鏡 ,  Bapta ,  12-ビス(2-アミノフェノキシ)エタン-N N′-四酢酸 ,  エチレンジアミンテトラ酢酸 ,  SEM ,  走査電子顕微鏡 ,  DAPI ,  4′ 6-ジアミジノ-2-フェニルインドール

分類 (1件)： 生体の顕微鏡観察法  (EA03050C)

物質索引 (1件)： EDTA

タイトルに関連する用語 (3件)： 二価カチオン ,  染色体構造 ,  可逆的変化