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J-GLOBAL ID：201902247780367013   整理番号：19A0294416

選択的水添ポリブタジエン/シスポリイソプレンブレンドのLCST相挙動

LCST Phase Behavior of Selectively Hydrogenated Polybutadiene/cis-Polyisoprene

著者 (6件)： 佐藤誠之 (長岡技科大) ,  山本祥正 (東京工高専) ,  青山陽子 (沼津工高専) ,  石井宏幸 (東京工高専) ,  高橋三男 (東京工高専) ,  河原成元 (長岡技科大)
資料名： 材料技術  (Material Technology)
巻： 36  号： 1  ページ： 14-21  発行年： 2018年06月25日 
JST資料番号： Y0644A  ISSN： 0289-7709  CODEN： MTECFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 選択的に水素添加されたポリブタジエン(HPB)およびポリイソプレン(PI)の二成分ブレンドの下限臨界共溶温度(LCST)型相挙動を,ポリマーブレンドのアニーリング後のDSCによるガラス転移温度測定によって調べた。HPBの構造特性化をNMR分光法により行った。ポリブタジエン中の構造単位である1,2-付加の炭素-炭素二重結合への水添の選択率をオゾン分解-GC測定によって評価した。水添率(HPB1)/PI混合物の31.4%を有するHPBのLCSTは383Kであったが,水添率(HPB2)/PIブレンドと91.8%の水添率(HPB3)/PIブレンドを有するHPBはLCST挙動を示さなかった。HPBにおける1,2-付加のメチル基がLCST挙動において重要な役割を果たすことを示唆していた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 側鎖 ,  水素化 ,  付加反応 ,  *水素化ポリブタジエン ,  *構造解析 ,  NMR【磁気共鳴】 ,  オゾン分解 ,  二成分系 ,  *ポリマブレンド ,  *ポリイソプレン ,  評価 ,  *臨界溶解温度 ,  *挙動 ,  示差走査熱量測定 ,  ガラス転移点 ,  転化率 ,  ガスクロマトグラフィー ,  低温 ,  相溶性 ,  高温 ,  相分離 ,  アルキル基 ,  役割 ,  1,2-付加 ,  *LCST ,  メチル基 ,  選択的水素化 ,  *相挙動
準シソーラス用語： DSC測定 ,  GC分析 ,  影響の評価 ,  非相溶性

分類 (4件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  ゴム  (YH07020M) ,  ポリオレフィン  (YH07090L) ,  酸化,還元  (CF02060T)

引用文献 (10件)：

• A. Yoshioka, K. Komuro, A. Ueda, H. Watanabe, S. Akita, T. Masuda, A. Nakajima, Pure Appl. Chem., 58, 1697 (1986).
• J. N. Short, G. Kraus, R. P. Zelinski, F. E. Naylor, Rubber Chem. Technol., 32, 614 (1959).
• G. Natta, G. Crespi, G. Guzzetta, S. Leghissa, E. Sabbioni, Rubb. Plast. Age, 41, 402 (1961).
• S. Kawahara, S. Akiyama, Polym. J., 23, 7 (1991).
• S. Kawahara, S. Akiyama, A. Ueda, Polym. J., 22, 361 (1990).

タイトルに関連する用語 (3件)： 水添ポリブタジエン ,  LCST ,  相挙動