文献
J-GLOBAL ID:201902247918964802   整理番号:19A0350798

マサバ(Scomber japonicus)の加入量の年年変動に及ぼす逆転した冬季-春季温度の二重の影響

Dual effects of reversed winter-spring temperatures on year-to-year variation in the recruitment of chub mackerel (Scomber japonicus)
著者 (7件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 212-227  発行年: 2019年03月 
JST資料番号: W1562A  ISSN: 1054-6006  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
北太平洋におけるマサバ(Scomber japonicus)の加入量に及ぼす温度の影響を明らかにするために,産卵場周辺の成熟期における冬季の表面温度(WST)の影響と,粒子追跡実験から得られた推定温度(ET)を用いて仔魚に及ぼす環境の春季温度の影響を調べた。著者らは,孵化後約10日目のETと2000年以降の産卵親魚量当たりの加入量(RPS)との間に有意な正相関を見出した。より近い(より蛇行している)黒潮(KC)流軸は産卵場と関連があり,より高い(より低い)春季の表面温度とより高い(より低い)RPSが産卵場に存在した。対照的に,成熟/産卵場近くのKC内部のWSTはRPSと有意に負相関した。冬季と春季の温度の間の有意な負相関が2000年以降の本海域で検出され,太平洋十年規模振動指数の条件と黒潮続流の安定性が同期していることから,KCがこの時期に北向きにシフトしたことを示した。この逆転した温度パターンは,沖合方向におけるKC流軸の冬季-春季移動と一致し,アリューシャン低気圧の強度における冬季-春季の差と相関していた。これらの結果は,2000年以降のマサバ加入量の年変動が,KC流路に関連した,成熟/産卵場周辺の冬季と春季の間に発生した条件の逆転により,環境温度の複合影響により強く影響されることを示唆した。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
魚類  ,  漁場・漁況  ,  個体群生態学  ,  海洋の構造・力学・循環 

前のページに戻る