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J-GLOBAL ID：201902248107014265   整理番号：19A0484749

縦打ち補強土工法を適用した実大試験盛土の力学挙動と補強効果

Mechanical Behavior and Reinforcing Effect of Full-Scale Test Embankment Applied the Reinforced Soil Method by Vertical Micro-piles

著者 (7件)： 加村晃良 (東北大学 大学院工学研究科・土木工学専攻) ,  風間基樹 (東北大学 大学院工学研究科・土木工学専攻) ,  河井正 (東北大学 大学院工学研究科・土木工学専攻) ,  KIM Jongkwan (韓国建設技術研究院) ,  熊田哲規 (ヒロセホールディングス株式会社) ,  疋田信晴 (ヒロセ補強土株式会社) ,  小西成治 (ヒロセ補強土株式会社)
資料名： 地盤工学ジャーナル(Web)
巻： 13  号： 4  ページ： 249-267(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U0044A  ISSN： 1880-6341  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 斜面の法肩から縦方向に補強材を打設する縦打ち補強土工法は,狭あいな場所でも施工可能であるため,近接施工や既設構造物の保全工事において活用の機会が見込まれる。しかし,本工法のような補強は実務的に使われているが,その力学挙動は十分に解明されていない。そこで本研究では,実大の試験盛土に補強材の打設角度や打設間隔が異なる補強を施工し,想定すべり面に対応する背後荷重を作用させて,斜面前面の変位や補強材の断面力などを計測した。その結果,斜面側が斜杭のケースは,背面側が斜杭のケースよりも斜面の変位抑制効果が高いことが明らかとなった。補強材では軸圧縮力や変形に応じた曲げモーメントが計測された。全体的な挙動については,再現解析を実施して計測挙動の妥当性を確認し,補強効果を評価した。(著者抄録)

シソーラス用語： *補強土工法 ,  *斜面安定 ,  縦方向 ,  実物大試験 ,  *盛土 ,  補強材料 ,  打込み杭 ,  斜め杭 ,  傾斜角 ,  杭間隔 ,  水平変位 ,  圧縮荷重 ,  曲げモーメント ,  杭工事 ,  効果
準シソーラス用語： マイクロパイル ,  試験盛土 ,  補強効果

著者キーワード (8件)： 補強土工法 ,  実大試験 ,  マイクロパイル ,  盛土 ,  Reinforced soil method ,  Full-scale test ,  Micro-pile ,  Embankment

分類 (1件)： 地盤改良,土質安定処理  (RA07060C)

引用文献 (18件)：

• 1) 地盤工学会:補強土入門, pp.2-5, 1999.
• 2) 三木五三郎, 坂下五男, 児玉秀文:網状ルートパイル(R. R. P. )工法の日本における実施例, 土と基礎, 31(9), pp.35-40, 1983.
• 3) 地盤工学会:地山補強土工法設計・施工マニュアル, 丸善, 2013.
• 4) 舘山勝:地山補強土工法の現状と課題, 基礎工, Vol.34, No.5, pp.4-11, 2006.
• 5) 大谷義則, 坂本龍司, 吉岡敦:地山補強土工法による橋台基礎の現場計測, 第39回地盤工学研究発表会, pp.1509-1510, 2004.

タイトルに関連する用語 (7件)： 縦 ,  補強土工法 ,  実大 ,  試験盛土 ,  力学 ,  挙動 ,  補強効果