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J-GLOBAL ID:201902248661294932   整理番号:19A0594176

ペレットボイラを利用したアスパラガス伏せ込み生産におけるCO2排出量およびコストの解析

CO2 Emission and Cost Analysis in Asparagaus Fusekomi Forcing Culture with Wood Pellet Boiler
著者 (6件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 3-13  発行年: 2019年03月20日 
JST資料番号: G0627B  ISSN: 0389-1763  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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日本国内では秋季から冬季にかけての伏せ込み促成栽培によるアスパラガスに対して大きな需要がある。冬季,温室でのアスパラガス生産には,加温熱源として多量の石油や電気が必要であり,大量のCO2排出と高いコストを伴うことから,低炭素を有する代替加温システムが期待される。本研究では,北海道の冬季プラスチックハウスでアスパラガス伏せ込み栽培を行い,3種の加温システムを比較した。それらは,1)電熱線による土加温,2)温水による土加温,および,3)温水による土と空気加温であった。温水は木質ペレットボイラにより製造された。いずれのシステムでも厳寒期においても14cm深の土壌温度は15~20°Cに維持された。厳寒期に外気が-18°Cになった時でも,土壌と空気加温システムでは,若茎の伸長エリアが保温されたので凍害は発生しなかった。温水加温システムは従来型の電熱線加温システムよりも多量の熱量を供給しアスパラガス若茎の可販収量は電熱線加温の1.1~1.3倍に増加した。温水加温システムにおける1kg若茎生産のためのCO2排出および所要コストは電熱線加温システムより明らかに大きくなったが,わずかな生産効率の改善が示された。本実験で使用したペレットボイラ(プロトタイプ)は,伏せ込み栽培規模(9mベッド)に対して過剰な設備であり,今後アスパラガス栽培に適した大きさのペレットボイラの導入が期待される。(著者抄録)
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野菜  ,  作物栽培施設 
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