抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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高エネルギー陽子ビームは陽子治療において広いエネルギースペクトル(keVからサブGeVスケール)をもつ二次中性子を形成する。これらの中性子は標的容積の外側の組織への意図的でない線量寄与を与え,それから他の癌を引き起こす可能性がある。これは,高エネルギー陽子ビームにより生成される二次中性子を測定することが重要である。二次中性子を測定するために,6Li負荷水性液体シンチレータを開発した。液体シンチレータは水,有機蛍光物質,臭化リチウム(LiBr)及び界面活性剤の混合物である。さらに,少量の有機溶媒を含むいくつかの試料を混合し,大量の光収率を得た。このシンチレータは,このシンチレータの大部分が水であるため,有機シンチレータよりも安全で容易に制御できる。さらに,ドープされた6Liは熱中性子捕獲の大きな断面積を有するので,著者らのシンチレータはγ線のような他の粒子から中性子を識別することによって中性子を効果的に検出することができる。6Li負荷の水性液体シンチレータからの光を,マルチピクセルフォトン計数器(MPPC)によって検出した。MPPCのヒット情報は光子とタイムスタンプの数を含んでいる。これらは,エーテルネットLANを介してデータ処理システムに送られる。次に,陽子ビームにより生成した二次中性子のエネルギーと位置分布を観測した。本発表では,水性液体シンチレータの製造方法について報告する。次に,種々のγ線源による光学特性と光収量測定の結果を示した。著者らの液体シンチレータからの発光スペクトルは,波長シフタ(WLS)がMPPCの最良の使用を行うために必要であるので,WLSとしてプラスチックシンチレーションプレートを導入し,WLSの幅を最適化するためにGeant4を用いたモンテカルロシミュレーションを実行した。次に,WLSの理想幅が10mm以上であることを明らかにした。Copyright 2019 The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】