抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・著者らが2018年SAYABANE誌に投稿した論文中でツキボシツツハムシCryptocephalus ohnoiの分布域の記載に際して広島県からの2件の記録を引用したが,それらの記録がキボシツツハムシCryptocephalus perelegansの誤同定によることが判明したので,この経緯について説明。
・広島県からの2件の記録の投稿者がその後に誤同定であったとの記事を投稿していたのにもかかわらず,著者らがその記事を見落としていたことが原因。
・その結果,キボシツツハムシの広島県産の記録が抹消されて,中国地方における分布は岩国市の記録が唯一の記録と決定。
・両種の寄主植物の知見に関しては,キボシツツハムシは広い食性を示すことが知られているが,ムツキボシツツハムシについての情報は少なく,カラマツの新葉を食すとの報告がある程度。