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J-GLOBAL ID：201902250465650085   整理番号：19A0009312

砕屑性ジルコンを用いた冥王代火成活動変動の推定

著者 (6件)： 坂田周平 (学習院大 理) ,  大林秀行 (京大 大学院) ,  山本伸次 (横浜国大) ,  磯崎行雄 (東大 大学院) ,  大野剛 (学習院大 理) ,  平田岳史 (東大 大学院)
資料名： 日本地球化学会年会要旨集(Web)  (Abstracts of Annual Meeting of the Geochemical Society of Japan (Web))
巻： 65th  ページ： ROMBUNNO.1P05(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U1296A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 西オーストラリア・ジャックヒルズ地域に産出する変礫岩中ジルコンのウラン鉛年代測定と微量元素濃度分析より,冥王代を通じた火成活動機構の時間変動を推定した。分析の結果,約42億年前より以前のジルコンの母岩は海洋島火山岩タイプであることが推測され,その結晶化温度も700°C以上であると算出された。一方,約42億年前以後のジルコンを晶出した火成活動は海洋島型に加え,沈み込み帯や中央海嶺型が卓越することを示唆する結果となった。このようにジャックヒルズ冥王代ジルコンを生み出す火成活動様式は,中期(約42-44億年)から後期(約42億年前以後)へと変化しており,その原因のさらなる究明が待たれる。(著者抄録)

シソーラス用語： ジルコン ,  *始生代 ,  変堆積岩 ,  *西オーストラリア州 ,  微量元素 ,  *ウラン-トリウム-鉛法年代測定 ,  *火山活動
準シソーラス用語： 砕屑性ジルコン

分類 (1件)： 年代測定  (DD01050W)

タイトルに関連する用語 (3件)： 砕屑性ジルコン ,  火成活動 ,  推定