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J-GLOBAL ID：201902250498877869   整理番号：19A1077819

キナクリドンキノンへのジフルオロホウ素キレート化 ホウ素錯体を経由する空気感受性6,13-ジヒドロキシキナクリドンの合成法【JST・京大機械翻訳】

Difluoroboron Chelation to Quinacridonequinone: A Synthetic Method for Air-Sensitive 6,13-Dihydroxyquinacridone via Boron Complexes

著者 (3件)： Moriya Koichiro (Graduate School of Engineering, Nagoya Institute of Technology, Gokiso, Showa-ku, Nagoya, 466-8555, Japan) ,  Shimada Ryohei (Graduate School of Engineering, Nagoya Institute of Technology, Gokiso, Showa-ku, Nagoya, 466-8555, Japan) ,  Ono Katsuhiko (Graduate School of Engineering, Nagoya Institute of Technology, Gokiso, Showa-ku, Nagoya, 466-8555, Japan)
資料名： Chemistry. Asian Journal  (Chemistry. Asian Journal)
巻： 14  号： 9  ページ： 1452-1456  発行年： 2019年 
JST資料番号： W1856A  ISSN： 1861-4728  CODEN： CAAJBI  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究の目的は,ジフルオロホウ素(BF_2)のキナクリドンキノン(QQ)へのキレート化を行うことである。得られた暗緑色固体はQA-BF_2と決定され,それは6,13-ジヒドロキシキナクリドン(QA-OH)のBF_2錯体であり,QQ-BF_2ではなく,QQのBF_2錯体である。この結果は,QQ-BF_2が最初にO,O-二座キレートとして生成されたことを示した。それは,QA-BF_2を生成するために直ちに2電子還元を受けた。この化合物はアルゴン中で加水分解を行うことにより空気に敏感なQA-OHに変換された。QA-OHは強い電子供与性を有するので,溶液中の空気酸化によりQQを容易に生成した。QA-OHはキノンの還元剤としても作用した。QA-OHの結晶充填は短いπ-π接触を持つヘリングボーン型であり,理論計算により良好な正孔移動度を示唆した。ここでは,BF_2キレート化と加水分解を用いたQQからQA-OHへの新しい合成法を提案した。QA-BF_2とQA-OHは,有用な有機機能性顔料と還元試薬である。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： アルゴン ,  *キレート化合物 ,  結晶充填 ,  染料 ,  *感受性 ,  加水分解 ,  空気酸化 ,  *化学合成 ,  *キノン ,  *ホウ素錯体 ,  顔料 ,  *ホウ素 ,  還元剤 ,  *錯体 ,  *キレート化 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  ジケトン

著者キーワード (5件)： ホウ素 ,  キレート ,  染料/顔料 ,  加水分解 ,  還元

分類 (2件)： 白金族元素の錯体  (CE01100E) ,  八員環以上の複素環化合物  (CF07120T)

物質索引 (1件)： キナクリドン

タイトルに関連する用語 (4件)： キレート化 ,  ホウ素錯体 ,  感受性 ,  合成法